以前、渡辺淳一氏の「鈍感力」という本が流行りました。
ストレスまみれだからこそ必要とされる力ですね。 鈍感力というのは、特に起業家にとって必須の資質だと思うんです。
起業の成功確率は1割、10年後に生き残っている事業は3%というデータもある。
そんなに低いのであれば、評論家然とした人は「否定」「批判」した方が確率的に正当化されるんで、そうします。 その方が楽ですから。
明らかに起業家の方がその領域の情報や知見が蓄積されているにも関わらず、投資家の方が自分の得意領域 に無理繰り当てはめ、ダメだしするようなことも結構あります。
で、起業家はいたるところで、その事業、ビジネスプランを「批判」「否定」される機会が多いんです。
そして、耐性がない起業家はマジョリティ受けする平凡なビジネスプランに軌道変更していき、すでにある誰かの ビジネスの上書きみたいな普通のものに変わってします。
多くの人が合理的に理解できないけど、夢があり、革新的なビジネスで、絶対成功してやるんだという狂おしい執念のようなものは、上記のような評論家然とした方々の批判や否定を聞き流さなければなりません。
当然、表面上は素直に聞いてくださいね。(大人のマナーとして。) 行き着くところ、将来の市場を見据えて、必要なリソースを提供していくれる人だけに理解されればいいので、 外野からの指摘に適度に鈍感になる必要があります。
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※2013年の頃のブログのリバイズです。