01Boosterの創業が2012年3月なので、約1年半が経ちました。多くの方に助けられて何とか
ここまでこれました。感謝m(__)m。
仮説通りのところもあれば、まったく外れたところもあります。未だ試行錯誤は続いております
が、2フロアの増床や高知Boosterのオープンと何とか拡大路線に乗りつつあります。
そこで創業前仮説と一致しているところ(&良かった点)と、仮説と大きく外れるところ(&悪か
った点)とを2回に分けて、整理してご紹介しようと思います。
今回は【仮説通りのポイント&良かったポイント】です。
1.オフィスのおしゃれさは必要ない
ここはValuePropositionを「おしゃれなオフィス環境」というよりは、「ビジネスを0から1に変える
ことができる価値」にしているので、ハード面にはあまりお金をかけていません。
その分、事業創造のためのよりよいコミュニティ作りや情報交流にパワーを割いており、本気度
が高い起業家のみなさんが集まってくれました。
2.稼働率
これは創業前に同事業の先輩であるLightningSpotの中川亮さんにヒアリングしたとおりで、ご
入会者の約3割の稼働率。
特に01Boosterはエンジニアやクリエイター比率が低いため、平均すると3割未満で推移してい
ます。これはまったく想定通りです。
3.プロモーションは口コミで
01Boosterは創業以来ほとんどプロモーションコストはかけていません。入会者も大体人的ネッ
トワーク経由での紹介になります。
ほぼすべての会員がリファレンスがとれているため、大変信頼関係があるコミュニティになって
います。
4.オフィス事業以外の収益ソースを
もともとこの業界の収益性は低く、利用料収入でコストリカバリーして、他の収益ソースで利益
を上げるモデルを想定していました。
想定通り、収益性は厳しいですね。そういう割り切りをもっていたので、あまり慌てることもあり
ませんが。
とはいえ、1年を過ぎ、起業・事業創造をキーワードに情報発信、人が集まるとビジネスのネタ
はポツポツと入ってきております。
5.東麻布という立地
CoWorkingSpaceブームはもはや収束しているようですが、参入前はブームの最中で、渋谷や
新宿を中心に大量参入が進んでいました。
東麻布という立地はターミナル駅ではないし、微妙なエリアなのですが、同事業は山手線の
西側に集中しているため、かえって東側には競合が少ないことが良かったと思っています。
遊び場も少ないので、ビジネス創るしかやることないとも。
今回は仮説通り&良かったポイントです。
次回は仮説と全然違った&失敗したポイントです。
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