【01Blog】大企業が新規事業を創れない非合理的な理由

投稿者:Suzuki Norifumi
2013/10/16 16:00

01Boosterにはオープン以来、大企業の新規事業開発担当者が多くお越しになります。事業創造をキーワードに情報発信・拠点創りしている我々としては大歓迎です。(どんどん遊びに来てください。くれぐれも真面目に来ないで、【遊び】にきてください。)

そして、総じて感じるのはどの企業も新規事業開発に苦労しているということです。何かの気付き、ヒラメキ、刺激、発想の転換を求めてられているのかと思うんです。悩まれているポイントもお分かりにならない。何から手を付けていいか分からない。

・合理的なジョブローテーションにより人事配置されたご担当者が
・合理的に予測可能なマーケットリサーチにより、
・合理的に説明能力を持ったビジネスプランを作成し、
・合理的なプロセスで社内機関に諮り、
・合理的な意思決定を求められます。

若かりしスティーブ・ジョブズが、お風呂に入らず悪臭漂うだらしない格好で、社外の立場で、プロセスをすっ飛ばして、大企業のCEOに事業提案するなどあり得ない話しですね。

これだけ情報が氾濫された社会においては、組織合理的に判断できるものなど、もはや【革新的】なプランで無くなっている可能性が高いと思うんです。

01Boosterにお越しになるような大企業のみなさまは、優秀かつ問題意識が高いので、それ自体は実は理解されているようです。(日本は優秀な人は大企業に埋もれていますので。)
社内の壁を越えて、情報や人的ネットワーク等の資源をアクセスされに来ます。
特に、「多くの人が合理的に儲かりそうと感じ【ない】もの」にこそに価値があることも分かっています。
特定少数の人の先見性や斬新性、執念・覚悟にこそ、そして狂おしいばかりの行動力にこそ価値があると。

では、それを自分の企業に持ち帰ることができるのか...
持ち帰れないのであれば、どうのように、そのような社外資源と協業連携するか...

その機運は高まりつつあると思いますが、それも合理的な意思決定ではなく、非合理的なリーダーシップ等により広がっていくのではないかと思っています。(期待も込めて。)

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Suzuki Norifumi
代表取締役CEO 01Booster Inc.

大学卒業後、ゼネコン主計部門を経て、カルチュア・コンビニエンス・クラブ入社、管理部門を統括するコーポレート管理室長。東証マザース上場、東証1部指定替えプロジェクトメンバー。その後、エムアウトにおいて教育事業「キッズベースキャンプ」を創業するとともに、兼務で新規事業開発シニアディレクターを歴任。同事業を東急電鉄に売却するとともにその後3年間のPMIを経て、同社取締役退任後、事業創造アクセラレーター株式会社ゼロワンブースターを創業し、起業家支援、企業向け新規事業開発支援事業を展開。日本を事業創造できる国にして世界を変えるために事業創造プラットフォーム構想を推進している。

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