【01Blog】起業はEXITを前提にしなければダメなのか?

投稿者:Suzuki Norifumi
2013/11/10 20:34
もともとVC等から調達して起業することを前提にしない事業開発をしていたこともあり、バイアウトして「おめでとう」と言わ れることに違和感があります。 さらにはその前段階のプロセスである資金調達(EquityでもDebtでも)しただけでも、facebookのタイムラインで「おめでと う」と連呼されるのを見ると同じように違和感があります。 これは論理的に説明しにくいのですが、肌感覚として「何で【おめでとう】なんだろう?」と感じています。 でも最近は慣れっこになって「おめでとう」と言ったりもして。 でも、こういうスタートアップの雰囲気を違和感を感じ、一線を画そうとされている方は結構多いんですよ。 (私の周りだけかな。) ここ1~2年で、「起業の~」「シリコンバレー流~」という本が出たり、ベンチャーファイナンス系のイベントや、Schooでも 無料講座が結構やっているので、みんなベンチャーファイナンスに相当詳しくなっているなぁという感想で、それは大変良 いことだとは思います。 一方で聞きかじりの知識でベンチャー経営を語る「耳年増(みみどしま)」も多いなぁと感じます。 本来、Going Concern(継続事業)であるから事業価値は付くし、社会のためになるわけで、EXITは特定の人格の利益 をどう実現するかというテーマなので、本来は後回しだと思うんですよね。 VC等から出資を受けるんだったらEXITストーリーを描かなければいけませんが、EXITありきで事業開発をするのであ れば、相当事業のスコープを小さくしてしまう危険もあると感じます。 くれぐれも、EXITがおめでたくないとは思っていないし、それで誰かが儲けたということが悪いことだとも思っていません。 要は言葉にできない違和感です。 (最近の私のブームは、「言葉にできないもの」を大切にする、です。) 01BoosterはEXITを前提としない事業も積極的に応援していおります。
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Suzuki Norifumi
代表取締役CEO 01Booster Inc.

大学卒業後、ゼネコン主計部門を経て、カルチュア・コンビニエンス・クラブ入社、管理部門を統括するコーポレート管理室長。東証マザース上場、東証1部指定替えプロジェクトメンバー。その後、エムアウトにおいて教育事業「キッズベースキャンプ」を創業するとともに、兼務で新規事業開発シニアディレクターを歴任。同事業を東急電鉄に売却するとともにその後3年間のPMIを経て、同社取締役退任後、事業創造アクセラレーター株式会社ゼロワンブースターを創業し、起業家支援、企業向け新規事業開発支援事業を展開。日本を事業創造できる国にして世界を変えるために事業創造プラットフォーム構想を推進している。

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