【01Blog】大企業からStartupで学んだこと(10)「嗅覚」

投稿者:Goda George
2013/12/14 16:42
何がこのビジネスの勝ちを決めるのか? これを嗅ぎ分ける「嗅覚」が重要だ。 私を含めビジネスを考える場合に企業の中であれば、「上司はなんというだろうか。。」、「開発者は?」、「あの人は・・」などの社内的な雑念が頭をよぎる。Startupでこれらの柵が無くても、今度は「今のお金では・・」、「能力では・・」、「市場が難しいから」と雑念の種類がより市場に寄るものの消えるわけではない。 目標(勝てる理由・方法)から逆算する。結果的にできないことは少ない。例えば、ある国でどうしても大統領と仲良くならなければビジネスが難しい場合は、食い込む方法を考えれば良い。ツテがないとか、上すぎるなどは成約条件に過ぎない(もちろん、簡単ではないのはわかっていますが!)。 こんなことがあった。中国で広告代理店を訪問した。外資に強い代理店で、周りでも評判も良い。当時のCEOはそことのDiscussionで、「地場の広告顧客(代理店)を取るのが勝ちパターンだ」という話をした。その点に関して、相手の中国の広告代理店は「苦労した」という顔をしていた。かつ、あれだけ外資を取っているのに、地場が取れていない。要は難しいのだ。だからここを日系で取れば勝てる。 その計画は実行に移す前に会社は買われてしまった。しかし、確かにそうだと思う。地場に食い込めるか?と言われると商習慣の違う国では色々変数は変わる。しかし、勝ちパターンはそこまで分散はしていない。シンプルだ。もちろん、海外をなめているわけではない。それを超えた次元で、当たり前のことはどこでも起こるのだ。 この勝つための「嗅覚」これはまさに、一つはもって生まれたものでもあり、かつ、起業家の筋肉として幾多の失敗の上に研ぎ澄まされ、鍛えあげないと身につかないものとも思っている。全ての制約条件や変数といった雑音を消し去り、「いったいどうやったら勝てるのか?」「彼らの真のニーズは?」「この市場の問題は?」これら「勝てる」ことへの「嗅覚」一点に集中する。これは言うのは簡単、やるのは至難の技である。
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Goda George
共同代表 取締役:01Booster Inc.

MBA、理工学修士。東芝の重電系研究所・設計を経て、同社でSwedenの家電大手とのアライアンス、中国やタイなどでのオフショア製造による白物家電の商品企画を実施。村田製作所にて、北米向け技術営業、Motorolaの全世界通信デバイス技術営業を実施、その後、同社の通信分野のコーポレートマーケティングにて全社戦略に携わる。スマートフォン広告のNobot社に参画、同社Marketing Directorとして主に海外展開、イベント、マーケティングを指揮、KDDIグループによるバイアウト後には、M&Aの調整を行い、海外戦略部部長としてKDDIグループ子会社の海外展開計画を策定、2012年3月末にて退社。現在は01Boosterにて事業創造アクセラレータを運用すると共にアジアにおけるグローバルインキュベーションプラットフォーム構築を目指す。

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