【01Blog】日本の起業家精神は存亡の危機?

2013.12.24

正直驚いてしまった。 Global Entrepreneurship Research Associationの提供するGEMの統計に起業活動率というものがある。起業活動率(Total Entrepreneurship Activity: TEA)は「起業の準備を始めている人と創業後 3.5 年未満の企業を経営している人」の合計が 18 ~ 64 歳人口 100 人当たり何人いるかと定義されるものである。もちろん、統計の取り方もあるので完全にこのデータを信じるかどうかの議論はあるものの、問題は日本のTEAの低さである。2012年に至ってはこのGEMの統計データのある67カ国中最低。ここ10年間で最もTEAの高い2008年でもデータのある43カ国中で36位である。 私自身は起業自体が正しいとも思っていないし、特に経済がシュリンクする中ではある程度経済的な余裕のあるイントレが重要だと思っている。もちろん、法制度のその他もあるかも知れないが、そもそもの日本の「起業家精神」というものにおいてどうなのか?と思わざるを得ないところである。これには少なからずのショックを受けた。

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