2013年にオープンイノベーションが騒がれ始め、2014年一気に各プレイヤーがアクションに移されようとして
います。01Boosterにもその情報が各方面から集まってきており、祭前夜という様相を呈しています。
何でもそうですが、物事が動くときは、現実的な実行可能性を精査することもよりも、お祭のように一定の熱
量が必要ですし、そこに多くの参画プレイヤーが集まることが大切です。
01Boosterもこの祭には参加しますし、この波には上手く乗っていきたいと思っています。
もともとオープンイノベーション自体は目新しいコンセプトではありませんし、日本企業でも味の素、東レ、
富士通等が従前より活動をされていますし、大企業とベンチャーの融合ということではコーポレートベンチャ
リングという活動は1990年代から行われていますので、第二の波が来たという感じでしょうか。
1990年代のブームの際の結果はあまり思わしくないようですが、新規事業の成功確率がそもそも低いわけです
ので、数少ないコーポレートベンチャリングの事例のうち成功実績が少ないというのが当然であり、一定の経
験をもとに今一度挑戦するムーブメントが来ているということのようです。
大企業もベンチャー企業も経験しているロートル起業家(自分で言うな!)が集まる01Boosterから観ると、
いろいろな課題も見えてきますが、見えているからこそは我々の果たすべき役割があります。
現在、01Boosterのベンチャー起業および大企業での新規事業開発の経験を基に、大企業新規事業開発部門の
皆様とのディスカッションをしており、01 Innovation Process という事業創造のステップを策定上です。
事業創造はある意味カオスですが、カオスの中でもある程度必要で、01 Innovation Process は事業創造プ
ロセスの一里塚として機能します。
さぁ、祭りに突入しましょう。
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