【01Blog】新規事業は一人ではできない。

2014.02.09

「華僑の思考法則」という本をご紹介頂いた。ここにブログがあります。下記はブログから引用します。 「華僑は絶対にひとりでビジネスをしない ビジネスはひとりでやらない方が良い。なぜなら、ひとりでは10年かかることでも、10人でやれば1年でできるから。相乗効果を発揮すれば、もっと短く達成できる場合がある華僑は基本的に「1.考える人(ビジネスプラン策定)2.実行する人(業務遂行)3.お金を出す人(出資)」の3つの役割を作って、チームを組織する。そして、プロジェクトを進めている自分の役割を突き詰めていくことで、努力するべき方向が段々とシンプルになっていく。自分の役割を強化した上で、別の役割が得意な人たちとチームを作ってスピードを上げていくことが儲けるためには必要となる人間はひとりだと弱い。だが役割を分け、うまくチームを機能させることができれば、ビジネスを加速させ成功へと近づくことができる」 良い話だと思います。考える人(創造する)、実行する人(オペレーション・マネージメント)、お金を出す人(利益を考える)の3つが機能分離しているのは良いことだと思います。企業の新規事業に関しては企業内にこの3つの機能を持ちますので、特に創造の部分や利益が曖昧になる可能性があります。ここで、改善は良いかも知れませんが創造には01Boosterでは外部リソースを使うことを推奨しております。 さて、小生が本日書こうと思いますのはこの話とは離れて「人間はひとりだと弱い」、「ひとりではビジネスをしない」という点に焦点を当てたいと思います。 新規事業を企業内で実施するのでも起業するのでも意見調整は難しいですから一人で実施したい気持ちにかられる場合があると思います。もちろん最初は独りのことも多いでしょう。しかし、ここには限界があると思います。企業の中では新規事業は時に旧体制との戦いであり激しいものだと思います。起業の方が楽なのではないか?という意見も聞かれ、同意できるところもあります。しかし、仲間が一人でもいると心強い。 起業の場合は更にカオスですのでなかなか同じ意見を持った人には巡り合わず、一人で実施する傾向があります。あるいはそれで良いのでは?売上が増えたら誰か雇ったら?というレベルで考える人も多いでしょう。小生的には「誰かがいる」というのは大きいと思います。例えば、自分がいないときに議事録を書いてくれるとか、会議室を取ってくれるとか、そんな非常に簡単な事でも助かるものです。 特に経営者は孤独ですから。 メンターの存在も重要だと思いますが、同時に一緒に手を動かしてくれる人も必要だと思います。ここは一人ではできないとぐらいに考えて事にあたるのも良いかも知れませんね。

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