【01Blog】結局オープンイノベーションの本質は精神論

投稿者:Suzuki Norifumi
2014/02/18 18:13
昨晩は経済産業省関東経済産業局主催の「新規事業創出促進シンポジウム」に参加してきました。この手のイベントはスタートアップ界隈で実施されているイベントと比較すると、年齢が高めで、大企業の方々が多いようです。 昨晩は、ライフネットの出口会長のまろやかな語り口によるご講演から始まり、日本においてのコーポレートベンチャリングの知見が豊富な、インターウォーズの吉井社長、富士通から上武大学の教授へ転身された中村教授などのお話しを拝聴しました。 オープンイノベーションやコーポレートベンチャリングの必要性は叫ばれ始めていますが、日本においては成功事例が少なく、成功要因の整理も可視化も遅れているようですが、日本においては圧倒的なご経験と知見をお持ちなので、何か有意義な情報をいただこうと楽しみにしてきました。 で、結局感じたのは、決定的な解決策もメソドロジーもなくて、「経営者の覚悟」や「実行者の個人的な事情」のような精神論なのだなと。 従前であればその「覚悟」や「思い」は、たまたまその組織の中にいた「異端児」が厚顔無恥に組織の中で実現してきたんだと思うんです。 (今や「異端児」であることは褒め言葉ですね。ソニーコンピュータの久夛良木さんがこのイメージ。)であればその精神論「個人の覚悟」や「個人の思い」を思いっきり実行できる組織体制を実現できる体制や制度づくりをすればいいのですが、この辺はまだまだ定説が決まるような蓄積はないのではないかと思います。 オープンイノベーションは絶対解ではないが、絶対不正解ではない以上、取り組まなければいけない大きなテーマであることは間違いないと実感した1日でした。
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Suzuki Norifumi
代表取締役CEO 01Booster Inc.

大学卒業後、ゼネコン主計部門を経て、カルチュア・コンビニエンス・クラブ入社、管理部門を統括するコーポレート管理室長。東証マザース上場、東証1部指定替えプロジェクトメンバー。その後、エムアウトにおいて教育事業「キッズベースキャンプ」を創業するとともに、兼務で新規事業開発シニアディレクターを歴任。同事業を東急電鉄に売却するとともにその後3年間のPMIを経て、同社取締役退任後、事業創造アクセラレーター株式会社ゼロワンブースターを創業し、起業家支援、企業向け新規事業開発支援事業を展開。日本を事業創造できる国にして世界を変えるために事業創造プラットフォーム構想を推進している。

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