【01Blog】結局オフラインに起業機会は埋もれている

2014.03.29

最近01Booserに集まる起業家のみなさんとお話しをしていて強く感じるのは、「オンラインだけでマネタイズするのは難しい」という声が今までと比較して圧倒的に大きくなったことです。 本来、市場ニーズに応える手段としてサービスがある訳なので、オンラインか、オフラインかの判断は市場に依存するべきだとは思いますが、(特にオンライン側から入ると)どうしても視野狭窄になってしまいます。 そして、視野狭窄のままなのは、圧倒的にオフラインの方が資源調達の難易度が高いため、その難易度が低いオンライン(のみ)で何とか戦おうとします。当然まだまだオンラインにもビジネスチャンスは埋もれているはずなので、いいのですが、当然ながら収益性の高いホワイトスペースはどんどんなくなってきており、実はオフライン(もしくはO2O)にこそビジネスチャンスは相対的に多くなっているのではないかという流れです。 (そもそも、オンラインとオフラインというステレオタイプの分け方自体がどうなの...ですが、ここでは論点を単純化するためにそう表現しました。) インターネットが一般ユーザーに普及し始めたのが1995年以降くらいからで、従来サービスで実現できなかった価値をインターネットが解決できるようになり、そのサービスが急速に市場に誕生、多くの成功起業家を生みました。これが2001年ごろのネットバブル崩壊まで続きました。 VCからエクイティファイナンスをする起業家も増え(他国と比較するのは無し)、2010年ごろからシードアクセラレーターというプレイヤーが台頭し、ますます小さな初期投資で、短期間で、スケールを狙うモデルへ集中するようになる。 そうなると、そのインフラに乗せられるビジネスはオンラインビジネスになるので、オンラインビジネスのプレイヤーが増え、深耕が急速的に進みました。相対的にリスクマネーの対象になりにくく、アニマルスピリットが迸ったプレイヤーが少ない020やオフラインにビジネスチャンスの発掘余地が大きくなったということかと思います。 とはいえ、経済効率がいいオフラインビジネスを開発するのはやはり難しく、ここに経営資源を大量に保有する大企業コーポレートベンチャリングとの連携の可能性がないかと期待しています。(ここにも難しさがありますが。)

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