【01Blog】オープンイノベーションは日本に? 米国インキュベータ「TechStars」

投稿者:Goda George
2014/04/23 21:49
前回、複数の企業とタイアップしたアクセラレータのモデルとしてMomentumプログラムを紹介しました。今回は複数企業とのコラボを図るTechStarsに関して簡単にサマリーしたいと思います。 TechStarsは2006年に創業された米国では老舗のIncubatorです。シリコンバレーを外したところに拠点を構えているところが面白いです。具体的にはAustin、Boston、Boulder、NYC、Chicago、London、Seattle。どこもシリコンバレーほどでは無いでしょうがStartupの集まる地域であることが確かだと思います。AustinはSXSWで有名ですし、NYCはStartupの伸びが顕著です。LondonはTech City構想があります。 さて、TechStarsですが、簡単に下記にまとめました。要はすごい生存率です。沢山Startupを集めて競争させるモデルも良いですが、そこまでM&Aが盛んな(買う会社が多いわけでもない)日本では、複数企業とインキュベータが組んでStartupを育成していくBtoBインキュベーションモデル(オープンイノベーションモデル)がまさに求められているとも言えます。 - ディズニー、バークレー、ナイキ、Sprint(大手携帯事業者)、カプラン(教育大手)などの有名企業にAcceleratorプログラムをOEM - アクセラレータプログラムの参加者には118kUSD(1千万円の投資) - 2012年には1500社がプログラムにアプライ - 13週間のプログラムを提供(ディズニーなどにはカスタマイズ)、100社以上の卒業生の92%未だに生き残っている。 - メンターのネットワーク(企業や卒業者も含めて、ビジネス上のネットワークとも言える)が極めて強い TechStarsにインセンティブを提供する企業群(サーバの無料貸出しなど)。彼らの提供するインセンティブには3000万円程度の価値があるとしています。  
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Goda George
共同代表 取締役:01Booster Inc.

MBA、理工学修士。東芝の重電系研究所・設計を経て、同社でSwedenの家電大手とのアライアンス、中国やタイなどでのオフショア製造による白物家電の商品企画を実施。村田製作所にて、北米向け技術営業、Motorolaの全世界通信デバイス技術営業を実施、その後、同社の通信分野のコーポレートマーケティングにて全社戦略に携わる。スマートフォン広告のNobot社に参画、同社Marketing Directorとして主に海外展開、イベント、マーケティングを指揮、KDDIグループによるバイアウト後には、M&Aの調整を行い、海外戦略部部長としてKDDIグループ子会社の海外展開計画を策定、2012年3月末にて退社。現在は01Boosterにて事業創造アクセラレータを運用すると共にアジアにおけるグローバルインキュベーションプラットフォーム構築を目指す。

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