【01Blog】海外の起業状況「イギリスのTechCity」に関して

2014.04.27

エストニアリトアニアのICT系Startupに関して先にまとめてみましたが、一つ気づくのはUKベースのStartupが多いということです。つまり、Startup自体はエストニア出身なんですが、HQをUKに持っているイメージですね。これはUKが法整備、金融が進んでおり、会社も作りやすく、国際展示会の数も地域的には最も多く、東南アジアでいうところのシンガポールにあたるというところでしょうか。今回は、UKのStartupというよりは仕組みとしてのTechCityに関して少しまとめてみます。 TechCityは福岡市がMOUを結んだのでも有名ですね。他にも交流の記事があります。イギリス自体は格差社会を含めて様々な社会問題を抱えているので必ずしも素晴らしいとはいえないのですが、政府主導のハイテク誘致では成果を上げていると思われます。 ソフトウエア系では無いのですが、他にスコットランドにあるSilicon GlenはST-MicroやIBM、Microsoftなど半導体ベンダーに絡んだソフト系のハイテク集積地、ケンブリッジにあるSilicon FenはARM、Broadcomに代表されるような半導体コア系・アーキテクチャー系のハイテク集積地があります。ロンドンはデザインも強いでしょうが、メディア系の集積地のMediaCityUKもあります。これだけ競争原理を導入すると確かに様々な問題も副産物として生じるでしょうが・・、なかなか国家運営としては難しいところですね。 さて、TechCityEast London Tech City)ですが、良いも悪いも色々Blogもございますが、ELTCの簡単な説明はこちらに。FacebookやGoogleなどのUSの有名IT企業もこちらにあります。下記に動画があります。 https://www.youtube.com/watch?v=wxqWvcFApuo 実際に訪れたり、詳細に調べたわけではないのでなんとも言えませんが、地場のStartup(UKオリジナルのStartup)が育つかは分かりません。しかし、Singaporeを頭に思い浮かべると、スカンジナビア〜EU系のStartupがHQを構えて国際化するという観点では有効な地域ではないかと予測します。 UK自体はインドなどのIT強国ともつながりも強く、Commonwealthの観点でも世界中にネットワークが有ります(下図紺の部分を参照)。つまり、北欧、東欧、西欧系のボーングローバルなStartupをBoostする役目を果たしているのではないかと考えております。

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