【01Blog】自分の方向性「自分のアセットを持つか、他に頼るか、サポートに回るか」

2014.06.21

これは難しい問題だと思います。 例えば、「起業」を切り出してみると、CEO的な「起業家」、先陣は切らないがサポートに回るCxOや創業メンバー、その従業員。あるいは、Startupを支えるインキュベータやプロボノなどのサポートメンバーに分けられると思います。投資に回るのも一つの関係者でしょう。 もちろん、どれが正しいとか正しくないかは無く、専門性が高い方はCxO的な立場や専門のアドバイザー、コンサルティングに回るのも悪くないし、一社に集中するよりも複数社見た方が社会インパクトや自分自身の将来のリスク分散としての効果が高い場合もあるでしょう。また、自分自身のスキルがまだまだ甘い場合は、弟子入り的にどこかの起業家に付いて学ぶのも必要な行為だと思います(特にいきなり起業するよりは一回ベンチャー企業でというのは良い選択とも思います)。後は、生き方や得手不得手になるかと。少なくとも不得意なことには(自分では自分の事は分からない場合が多いですが。。)あまり手を出さないほうが良いかも知れない。ただ(特に男性に多い考えでしょうが)、プライドもあるでしょうし、やらない限りはCEOの能力はやはり付かないし、本質的には知り得ない。 一方、「起業家」的な立ち位置の場合はどうでしょうか。会社員の時は「自分のために働く・自分(自社)のアセットを貯める」という概念は無くは無いでしょうが、まだ頭に無い回路ではないか?と思われます。キャリアアップなどは確かにありますのが、これは起業家のそれとは種類が違うようなイメージでしょうか。結果的に社長や経営陣が居るわけであり、その社長もサラリーマン社長であると、やはり「誰かのために」働いていると思われます。つまり、自分が株主で創業している場合、自社のアセットはダイレクトに自分自身とほぼ同義でもあり、会社員の場合はあくまで会社のアセットです。会社を辞めてしまえば(スキルは残るでしょうが!)積み上げたものはなくなってしまいます。もちろん、顧客ベースなどは会社を移っても(倫理や契約の範囲で)引き継げますが、実際に起業してしまうと残念ながら長い間蓄積された会社の信用力の大きさを感じ、自分が無力に感じる方も多いと思えます。 この議論は置いておいて、私の今回言いたいのは、起業した後に、誰かの下やどこか強い会社・団体(プラットフォーマ)と組んでやるのか(アセットは戦略を間違うとプラットフォーマ側に貯まるだけで自社・自分には残らない)、自分自身のアセットを持つのかということです。 得意な人も居るでしょうが、ゼロからイチに何かを持っていく課程はとてもカロリーを使います。当面は冷や飯ですし、社会は決して優しく無い。できれば既にあるものにと思うでしょうし、どこかのアセットに頼りたい気持ちも出てくると思います。 最終的には大きな会社や団体と組む行為は必要ですから、それ自体が悪いわけではないのですが、特に当初の知名度も無く、自社のアセットもあまりない場合は非常に悩むものです。例えば、SEOの効果を上げるのも、Facebookのいいね数を上げるのも、ブログを書いて貯めるのも時間がかかります。だったら、どこかユーザベースのあるところに乗っかってしまおうというのは自然の流れですが、この意思決定の難しさです。強いところと最初に組めば条件も相当悪いですし、自社のアセットもたまらず、相手に貢献するだけで終わってしまう。やっぱり君いらないよ!と言われてしまえばそれまで。 ただ、ある程度思うのは、自分が起業系を選ぶのであれば、ある程度腹をくくって、自社のアセットを貯めるという方向で行くほうが急がばまわれで良いのではないか?と思う今日このごろではあります。

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