【01Blog】フランスのイノベーション施策「Systematic」に関して

投稿者:Goda George
2014/08/11 22:45
欧州のイノベーション施策が熱い フランスは少子高齢化も脱し、比較的社会主義的施策が効果を出していると思われます。ただし、イノベーションは比較的それがし易いUK(ロンドン)へという流れもあり、一筋縄ではいかないところがあるのでしょう。そのような中で、主に、SMEs(Small and medium enterprises)やSMBs(Small and medium-sized businesses)を対象としたイノベーションクラスターであるSYSTEMATICの取組は参考になります。 2005年に設立。分野は下記。現在までに379のR&Dプロジェクト、1.97B Euroの投資がなされております。アカデミアと産業とのコラボなども推奨。かなり大掛かりな取組ですね。
  • Automotive & Transportation
  • Digital Trust & Security
  • Open Source Software
  • Smart Energy
  • System Design and Development Tools
  • Telecoms
  • ICT & Healthcare
2012年の資料で古いものからですが(FR-Innovation2)下記のように、各分野で産業全体で協力しながら市場全体を嵩上げしていくという活動です。日本も経産省主導で色々やっていると思いますが、大企業と中小(ベンチャー/Startupを含む)のコラボを大掛かりに進めて、投資を実施するまでは至っていないのではないかと思います。欧州の先進国ではもう一社でどうのという時代は終わり、「産業毎の総当り戦の時代が来ている」と思います。 SYSTEMATICの2013年のプロモーションビデオがありますので参考に。フランス語ですが定量的にかなり大型(大量)のイノベーションクラスターや投資が行われていることがわかります。 https://www.youtube.com/watch?v=R5vRCUTX7CA 日本も様々な取り組みがありますが、欧州は「特に先進国で途上国に押されてイノベーションが必要」「個々の国が小さい」「言語が異なる」「歴史がある(しがらみがあるとも言える)」などの関係で日本では参考になる例も多いと思います。
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Goda George
共同代表 取締役:01Booster Inc.

MBA、理工学修士。東芝の重電系研究所・設計を経て、同社でSwedenの家電大手とのアライアンス、中国やタイなどでのオフショア製造による白物家電の商品企画を実施。村田製作所にて、北米向け技術営業、Motorolaの全世界通信デバイス技術営業を実施、その後、同社の通信分野のコーポレートマーケティングにて全社戦略に携わる。スマートフォン広告のNobot社に参画、同社Marketing Directorとして主に海外展開、イベント、マーケティングを指揮、KDDIグループによるバイアウト後には、M&Aの調整を行い、海外戦略部部長としてKDDIグループ子会社の海外展開計画を策定、2012年3月末にて退社。現在は01Boosterにて事業創造アクセラレータを運用すると共にアジアにおけるグローバルインキュベーションプラットフォーム構築を目指す。

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