【01Blog】個人のブランディングが日本では有効?

2014.08.22

個人のブランディングは日本では有効なんでしょうか? 最近の起業家は気持ち悪い、そしてそもそも起業家ではない。というブログがありましたが、本質を付いている良い内容だと思いました。簡単に私の解釈でまとめれば、ブログやTwitterなどで個人ブランディングや起業家だ!と言っているだけではダメで、ちゃんと良いプロダクトを創りましょうということですね。はい、そう思います。 確かに、これって日本ではあることだと思います。米国では誰々がどうの、というよりは、あのサービスは、で、誰がというのが多いのは感じました。 問題は、この国民性を「理解してやっている」側の人か、あるいは、それに「乗せられている」側の人かのどっち側に自分が居るのか?ということではないかと思うのです。最終的に勝つことが重要な起業ですから、仮に、個人ブランディングが日本で効くのであればバッチリ時間投資すべきだと思うのです。日本には言霊文化があることを前に少し説明しました。 この個人ブランディングは日本によらず、USのVCでも見られるとこの前、USで色々見てきたVCの人から聞きました。どちらかというと、VC自体が自分たちをブランディングすることで、優秀なStartupを集めると。もっと言うと、VC個人が自分をブランディングするというところです。 何が言いたいかと言うと、 01Boosterにも沢山の企業の方が来ますが、多くの人とお話するとメディアの情報をベースに話をしてくる人が多いです。我々は最終的に成功する新規事業を産むのがミッションですので、本質的なところはどうなのか?というところを(口でそれを言うかどうかはともかく)いつも注意深く見ています。メディアで盛り上がっている起業家やサービスが必ずしもマネタイズがうまく行っていなかったり、ユーザが少なかったりというのは確かに有ります。ここはしっかり見る。と同時に、個人ブランディングのような形でブログを書いたり、Twitterをやったりというのに効果があるのであれば僕は積極的に時間投資してでもやる方が良いと思います。 これは、グローバルな常識だと思ってますが「雰囲気」は重要だと思うんです。 要は、最終的に勝つことが重要であり、そのために、置かれた立場(国、地域、狙っているサービスの規模)でそこで最も効果が高いと思われるところにしっかり時間配分すべきだと思うのと、もう一つ、日本人の特徴として、良い物をつくればいつかわかってくれる。お天道様は見ててくれるという概念がグローバルな競争をする上では、他国で成り立たないからです。この概念は日本的と言えます。なので、逆に日本では起業家は個人ブランディングすべきではないか?と思います。 と、同時に、本当に成功している人はあまり表に出てこないことが多いということを理解しながら・・・

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