【01Blog】新規事業開発の内製化 vs 外注化

投稿者:Suzuki Norifumi
2014/08/27 05:05
企業の業務を内製化するのか、外注化するのかは当然そのメリットとデメリットを吟味して決めればいいのですが、それ以前にそもそも「内製化志向」の強い企業と、積極的に「外注化」する企業があります。メリットデメリットの問題ではなく、企業に根付いた文化のようなものがあります。 さて、内製化志向の強い企業における新規事業開発の話しです。 単純業務であれば内部人材でその業務をカバーすればいいのですが、新規事業開発は市場を俯瞰してみれる広い視野や未来の読む洞察力、社外ネットワーク、社内の調整力&実行力など高いスキルとマインドが必要となりますし、それはかなり属人的です。そして高いスキルがある人ほど本業オペレーションにがっちり組み込まれており、本業から引き剥がすことが難しいのが一般的です。 それゆえに、 ①兼務メンバーでプロジェクトを組成する ②余剰人材でプロジェクトを組成する(余剰人材を抱えた大企業では特に) こんな中途半端なことがよく起きます。 新規事業開発はリスクと障害だらけのタスクであり、ターゲットとする市場、顧客、サービスに対してできるだけ適正な人材リソースを集めなければ勝てません。当然ながら、社内社外の壁を取り払って最適リソースを調達することの方がベターなのは言うまでもありません。(結果論として社内だけでリソース調達できたということであればいいと思います。) しかし、無条件に内製化にこだわる会社って本当に多いんです。トップマネジメントレベルでは「社内リソースを活用しないと気がすまない」し、担当レベルでも「自分達のポジションを守りたい」という思いがあります。 でも、そういうのってマーケットとは何の関係もないのです。マーケットはただただよいサービスをよい商品を欲しいだけなんです。
タグ
Original
投稿者
Suzuki Norifumi
代表取締役CEO 01Booster Inc.

大学卒業後、ゼネコン主計部門を経て、カルチュア・コンビニエンス・クラブ入社、管理部門を統括するコーポレート管理室長。東証マザース上場、東証1部指定替えプロジェクトメンバー。その後、エムアウトにおいて教育事業「キッズベースキャンプ」を創業するとともに、兼務で新規事業開発シニアディレクターを歴任。同事業を東急電鉄に売却するとともにその後3年間のPMIを経て、同社取締役退任後、事業創造アクセラレーター株式会社ゼロワンブースターを創業し、起業家支援、企業向け新規事業開発支援事業を展開。日本を事業創造できる国にして世界を変えるために事業創造プラットフォーム構想を推進している。

Suzuki Norifumi の新着記事