【01Blog】起業の成功要因は3つ?「01Dojo Day5からビバークの科学」

投稿者:Goda George
2014/08/29 23:37
起業の成功要因は3つ? 行動する起業家教育01Dojoの第二期Day5が終了しました。01Dojoでは「ビバーク」という形でプランが煮詰まってしまった場合は、一旦停止することも奨励しております。もちろん、良いプランを創って実行に移すのが最も素晴らしいのですが、途中で行き詰まって悶々とすることは良くあることだと思うのです。しかしながらこれは単純に時間軸の問題だと思います。うまくプランを時間通りに動かせないということを「失敗」と感じ、沈黙して、自己嫌悪して、優秀なアントレプレナーを意気消沈させ、考えることを将来に渡って止めてしまうのは日本としての損失!どうぞ、勇気をもって「ビバーク」してくださいということです。そして周りの人の手伝いに回るも良し、一回、休憩です。なので、 「ビバークおめでとうございます!」と言います。もちろん、「考える事・行動することは止めないでくださいね」ということで。 悶々とする事はよくあると思います。私は今まで成功した起業に4つ(01Boosterとしてはもっと沢山ありますが、個人として色々深く関わったり知っているという意味で)関わりました。成功の定義が難しいですが、「市場に受け入れられ」、「しっかりとマネタイズができている」(単独事業として成り立っている)、かつ、「スケールしている/or 見えてきている」、とします。具体的にはノボット社Samurai International社Force of Will社01Boosterです。 面白いことに、4つのビジネスとも当初言っていたことと事業内容(ブランディング)が変わっていたり、事業を微修正しており、事業が軌道に乗るのに何故か「1.5〜2年」というほぼ共通して同じ時間を実は悶々として過ごしているということです。もちろん、それぞれの起業家によって取るべき行動は違います。この悶々とした時期は真っ青な顔だったり、鎖に足が絡まって倒れこんだり、あまりにもモチベーションダウンして山口県の松下村塾に行ったり、投資家に痛々しいと言われたり。この悶々とした時は方針が見つからず、「市場に受け入れられていない状態」ですね。市場がその事業を受け入れてくれていれば皆さん元気です。そうではない時は、それが正しいかどうかは未来(神)しか知らないので悶々とするものです。 そして、1.5〜2年後に人によりオーラが出てくる。このオーラの原因は分かりませんが、結局のところ、市場の審判が下り、事業のマネタイズとスケールが見えてきた状態でしょう。 話は変わりますが、ほぼ全員の起業家が悶々とした時期に「これは無理と口に出して言ったことはありません」。例え、投資家にあの頃は痛々しかったと言われても「成功すると思っている」とネガティブな事は一切言いませんでした。これは勝つための一つの基本でしょうね。但し、いわゆる言霊とは別ですので、この点はご注意を。その他に色々思うに3つ成功要因がありました。 1. 妙な思い込みや想いとは異なる信念があること 先にも書いたように、どんなに悶々とした状態でも「負ける」とは皆さん(CEOは)言いませんでした。もっと言えば、事業を成功させるという信念はありました。後述しますが、それが個人の凝り固まった想いではなく、市場に根ざしたところに信念があったということです。但し妙な想いは無かったです。このニュアンスが難しいのですが、例えば、01BoosterのCEOは民間学童保育を過去に立ちあげておりますが、このKSFは教育ではないと言ってます(基本は子供を預かること)。一方、教育業界がここに手を出すと、「なるほど預かることですね!?」で「何を教えたらいいですか?」と来る。つまり、教育から頭が離れないんです。多分、これは起業家の筋肉の一種なのかも知れませんが、この過去の環境により、頭の中に凝り固まった部分(教育系などに多い)が成功した起業家にはかなり無いということですね。 2. 行動して勝つまで続けていること 市場の審判を受け、それが受け入れられるものであれば成長期に入る。このような形になれば皆さんOKですが、その前の悶々とした時に、時にモチベーションを落としたりもするのですが、周りに支えられるなどの色々な要素もあるものの、考え続け、行動し続けたということかと思います。それも「市場指向」で。 3. マクロの法則に従っていること。自然の摂理に(結果的とはいえ)従っていたこと 最後が、結果論にしろ、自然の摂理に従っていたということかと思います。例えば、特に新しいサービスの場合、市場が形成されてませんので、必ずしもユーザの言うことは当てになりません。かといって、1. で言ったような凝り固まった想いによる自分の想像の中の世界はできず、結果的に自然の摂理に従っていた気がするのです。ノボット社はスマホがまだ日本で広がる前にスマホ広告に入った。当時はガラケーがまだまだ強いので、スマホの広告が来るとは誰も思ってません。日本はスマホは来ないとまで言われてました。しかし、世界中でスマホが伸び、類似のサービスがUSで伸びてました。そして日本もそうなりました。FOWは世界で日本のコンテンツが愛されてますので、細かいところでは、予想した国では必ずウケたわけではないものの、予想だにしない国でウケたりで、結果的にマクロ的な大きな潮流では「海外でもウケる」という至極当たり前のことが当たり前に起きてます。01Boosterも単純に新興国の追い上げで、市場のスピードが早く、日系大企業が決断のスピードの問題からビハインドになり、Startupや中小とコラボせざるを得ないであろうというごく当たり前のことを追求しております。 是非、皆様も「市場に受け入れられるにはどうしたらよいか?」をベースに「行動を続けて」欲しいと思います。
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Goda George
共同代表 取締役:01Booster Inc.

MBA、理工学修士。東芝の重電系研究所・設計を経て、同社でSwedenの家電大手とのアライアンス、中国やタイなどでのオフショア製造による白物家電の商品企画を実施。村田製作所にて、北米向け技術営業、Motorolaの全世界通信デバイス技術営業を実施、その後、同社の通信分野のコーポレートマーケティングにて全社戦略に携わる。スマートフォン広告のNobot社に参画、同社Marketing Directorとして主に海外展開、イベント、マーケティングを指揮、KDDIグループによるバイアウト後には、M&Aの調整を行い、海外戦略部部長としてKDDIグループ子会社の海外展開計画を策定、2012年3月末にて退社。現在は01Boosterにて事業創造アクセラレータを運用すると共にアジアにおけるグローバルインキュベーションプラットフォーム構築を目指す。

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