【01Blog】起業家メンタリングで指摘される上位3つのポイント

2014.09.22

本日、社会起業家の支援団体で名を馳せるNPO法人ETICからの依頼で起業家スクールのメンターとして参加してきました。メンター総勢34名?。これって凄い!!!まずもって忙しいメンターを土曜日にこれだけ呼べるETICのネットワークがすごいでしょ。 で、メンター1人につき、4チームのメンタリングをするのです。前から思っていたのですがETICに集まる起業家(候補)は地頭のいい人が多い。学歴が高く、優良企業(偏見含む)に所属している人が多い。約半日かけてメンタリングが実施され、最後に34人のメンター達が全起業家達の前で講評するのですが、大体おっしゃることは以下3つのことに収斂している感じです(すみません、無理繰り3つにしました。)。 ①顧客の声を聞け メンターのほぼ全員が言ったぐらい、みんな言っていましたし、私も感じました。顧客(候補)の声ほとんど聞いておらず、「こういう価値を社会は求めているはずだ」と「自分が届けたいサービス」をプランに落としてくる。この傾向はETICに集まる起業家の相対的な特徴です。要は「お金儲け」よりも「社会のため」みたいな雰囲気が強く漂っています。収益性が低いビジネスプランであればどこのコンテストや起業スクールでもわんさかあるんですが、そもそも収益性をあまり考えていない人も多かったです。「お金は後から付いてきます!」という精神性。お金は後から付いてきませんよ!もっと収益に執着しなければいけません。 ②スモールスタートせよ 結構聞いていると、MVP作ってやっちゃえよというレベルのプランも多い。頭いい人が多いからか、机上での分析・調査に時間をかけ、相当完成度の高いサービスを作らないとローンチできないと思っているのかもしれません。もう少し言えば、本当に起業しようという執念が足りず、確実性を求めすぎているのかもしれません。失敗の確率をゼロに近づけないと気が済まない。特に学歴が高く、大企業の経営企画室あたりに居ると過度に失敗に対して敏感になっていませんか。失敗恐怖症。起業なんてほとんど失敗ですよ。その失敗コストをできるだけミニマイズし、次に活かしていくかが必要です。なので、「やっちゃえよ」的なメンターのコメントは多かったですね。 ③批判に負けるな 本日のメンターは実業家が多かったからかもしれませんが、「外野からの批判や評論に負けるなよ!」みたいなコメントを相当聞きました。確かにビジネスプランコンテストやメンタリング、アドバイスを受けると、その日1日暗~い気持ちになるくらい結構凹みます。私も相当経験してきましたが、愛情のない批判や評論も結構あるので挫けます。今や、そのおかげ相当ストレス耐性が高まっているので感謝すれど、恨みもなにもありません。 最近は、メンターをさせていただく機会が増え、メンターの立場も分かってきたのですが、メンターの知見や経験も限定的なので、必ずしも適切なジャッジをしているとも限りません(しかし、その場では知ったような言い方をしますが。)。相互の相性だとも思いますが、愛情を持って対応できるメンターもいれば、そうでないメンターもいます。なによりも、メンターは無責任です。なので、メンターのネガティブ意見に過度に落ち込む必要はなく、冷静に有効な意見をだけをプランに反映させ、それ以外はばっさり切り捨ててください。忘れちゃっていいですよ。 本日のメンターの中に今や飛ぶ鳥の勢いのfreeeの佐々木さんがいらっしゃり、シード期に受けた大半のアドバイスはボロクソ言われた(こんな言い方ではなかっけど、こんなニュアンス。)とおっしゃっていましたし、私もボロクソ言った一人です。佐々木さん、ごめんなさい。 こんな感じでしょうか。 それでもやはり起業家にとって先輩起業家や投資家サイドからの「メンタリング」はかけがえがありません。そのビジネスをアクセアレートさせるもさせないもメンターのちょっとしたアドバイスやネットワークの紹介で変わってくる事例はたくさんあります。そして、起業成功の絶対要因にはなりえませんが、成功した起業家の周りには必ず優秀なメンターがいます。

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