創造と変革の志士を日本に産み出すグロービス経営大学院様に感謝!
2014年10月31日に本格的メンター主導型のアクセラレーターとしては日本でも始めてに近い(少なくとも教育系としては初めて) 、
学研アクセラレーターの事前セミナーのDay1が開始されました。この取組は外部リソースと事業を共創していくということで大手企業側としては「
変革」にあたり、事業創造のコアを担う「
創造」の部分はベンチャー企業や中小企業が実施します。そしてプログラム自体を動かすのがアクセラレーターであり、サポートするのがメンターとなり「
創造と変革」の双方を実施することになります。今回の日本でも初めての取組に
グロービス経営大学院の卒業生や大学院の方が多数関わっているので、ここに同校に御礼をしておこうと思います。
受付や誘導を実施してくれた若松さんと鈴木マサさん
まずは、受付や誘導をサポートしてくれた
若松さんと
鈴木マサさん。お二人は最近01Boosterの運営側に関わってくれております。鈴木マサさんは参加者の対応をサポートしてくれております。二人共グロービスの卒業生です。
大感謝です。まさにリアルに「
創造と変革」の志士たちです。
創造系の加藤先生の講演
そして、招待講演はグロービスの創造系の
加藤先生にしていただきました。教育系の事業創造は「想い」が強すぎて客観性に欠けることが多く、ビジネスにならないケースが散見されます。どのように考えていくか、抑えていくことは何かを体系的に参加者にお教え願えました。教育系の事業創造に関わる、興味のあるかなりの人が来ておりました(起業家、中小企業、行政、大手企業、投資家等々)。日本はビジネス創造に関しての教育が諸外国に比べて非常に遅れておりますので、
日本の教育界にインパクトのある講演であったと思います。
気を吐く鈴木01Booster代表(通称オーラ鈴木)
01Boosterの鈴木代表(グロービス卒業生)もプログラムの説明を勤めました。どのような生き方をするかはその人それぞれでしょう。事業を主軸になって創るのかサポートするのか。インキュベーションやアクセラレーターは起業や事業創造をサポートするものです。一方、メンター主導型アクセラレーターは
起業家が運営者である必要があるのですが、起業家にはやり難い(自分自身がやりたいので、自己矛盾を興す)ものです。日本では多くのインキュベーション活動が起業したことの無い人により運営されており、これがなかなかうまく行かない(人間は経験したことしかわからないので無理がある)原因でもあります。一方、01Boosterのミッションでもある「日本を新規事業が興せる国にして世界を変える」といった、世界を変える「創造と変革」を主体的にやれるのであればできるのかも知れません。鈴木代表自身もここまでにこの葛藤(自身が起業するのか)を長年抱え一つの答えに達したのかも知れませんね。
日本という文脈ではMBA出身者は事業創造の中核を担う(起業家、カタリスト、サポートなどどのような形であれ)のではないか?というのが最近の私の
仮説です。実際に、01Boosterには明治と早稲田のMBA出身者にも深く関わって頂いております。
日本の社会人大学院への進学率は
極めて低く、それを増加させたグロービス経営大学院もこのような「
リアルな創造と変革の志士」たちを実際に産みだしているということで日本を変えていっており、また、その獅子たちにとって、最初の取組が日本の教育業界を代表する「
学研さん」であったことに何か運命を感じるのです。
私は小さいころあまり家がお金持ちではなかった(親が北海道から上京してきた床屋さんの駆け出しだったので)のであまり何かを買ってもらえませんでしたが、唯一、学研さんの
ひみつシリーズだけは買ってもらえました(貧乏だったが唯一教育にはお金を使った)。その内容に憧れて研究者になりたかったのです(その方向の才能は自分には無かったようですが・・)し、実際に電機メーカの研究所には進みました。
日本は
起業活動率世界最低レベルです。生命体として
存続の危機に達していると言ってもよいでしょう。教育とはインフラそのものであり、グロービス経営大学院の関係者の「
創造と変革の志士」たちが、日本の教育業界支えてきた学研さんと日本で最初に事業創造に取組むということは日本人のDNAの危機意識に
火がついた気がするのです。
今その力が日本には必要なんです。
グロービス経営大学院に感謝すると共に、創造と変革の志士たちと共に一緒に歴史を創って行きたいですね。
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