【01Blog】揉めて当たり前。創業者間、メンバー間、人は太古よりきっと揉めてきた「起業の現場から」

投稿者:Goda George
2014/11/21 01:34
人は揉める。そして思ったより深刻である。。。 我々日本人は人と人は分かり合えるという価値観があります。これはこれで素晴らしいことだと思います。しかしながら、世界標準では人は分かり合えないとするのが基本です。このため、比較的日系で気をつけないとならないのは、人の揉め事に関して軽く考える傾向があります。しかしながら、起業においては自分たちが想像するより多くの場合ずっと深刻です。

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我々レベルでも訴訟レベルも含めて相当のトラブルの話を聞きます。人間の本質は決して性善説ではありません。この点は、中堅以上の会社に勤めている方においても人間系の悩みは多いとは思いますが、ベンチャー企業の場合、ちょっと度が超えるというイメージです。会社の場合はある共通のプロトコルや社則、それを仲介してくれる存在を含めてバッファーが多数存在します。年功序列が廃れたとはいえまだまだありますから、その後も考えてそこまで大胆なことはしないというブレーキもかかります。 多くの国際間のいざこざが実は国内の内輪もめ(権力闘争)だったりと、国家レベルで太古からこの問題はもめて来たわけです。この点を最初に頭に置く必要があります。 いくつかまとめると。 1. 人の揉め事は「必ず起こる」 誰が良いか悪いかというのではなく、合う合わないも含め、揉め事は必ず起こると思うのが良いかと。特に創造系は答えがないので、どっちの判断も正しいので、問題となると思います。CEOとその他というのは一般的に良くあります。これは見えている風景が違うので、なかなか避けられない(一回CEOにならないとわからない部分がある)。もう一つは方向性の違いですね。 私が思うに、人には二種類いるかと、自分の勝ちを最大化したい人、事業を成功させることで自分も勝つこと。前者の人はトラブルを起こしやすいですね。もちろん、誰もが基本的に自分を中心に考えるのが基本だと思えるのです(そこが出発点で、どれぐらい倫理や道徳などの精神的なもので公共性を持てるかは人によって異なる)。 01Booster 2. 残念ながら解決方法は比較的ドラスティック どれだけ揉めているかにもよりますが、離婚と同じようなイメージで、なかなか戻るのは難しい。ある程度極限を超えてしまったら、後は分解せざるを得ないですね。要は、外科手術するしか無いというところです。但し、たまたまその時人が合わなかったりというのもあるので、その後は後々まで引きずるのは得策ではないですが。 3. 人は変えられない。また人は変わってしまう。 人は変えられない。しかしながら、有名になりだすと人は同時に変わります。色んな仕組みを入れても限界がある。仕組みはもちろん重要ですが、50%以上の解決は難しい。また、逆説的ですが人は変わります。有名になりだしたら。最初はあんなに良かったのに。などなど。過去を引きずらないというところですね。難しいことですけど。人当たりの良かった人が実は問題があったり、なんだコイツは?と思ったのが後々良かったり。わからないものです。特にベンチャーの場合、Exit(会社売却、IPOなど)が絡むと巨額なお金も動きますので。周りの対応も変わりますよね。。

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4. 文句をいうことに意味は無い 解決策無く、文句をいうことには意味が無いのも事実です。例えば、CEOに対してあーせい、こーせい言っても意思決定者なので、CEO以下とは大きく異なりますね。ココらへんです。どうやって「建設的批判」に持ち込むかだと思います。 一つ言えるのは、もめて当たり前という単純なところを抑えながら、チームアップという努力を怠らず、飲み会なのか、キャンプなのか、色々あると思うんですが、そういう、一見無駄に見えそうなものを頑張るというのが重要かと思います。
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Goda George
共同代表 取締役:01Booster Inc.

MBA、理工学修士。東芝の重電系研究所・設計を経て、同社でSwedenの家電大手とのアライアンス、中国やタイなどでのオフショア製造による白物家電の商品企画を実施。村田製作所にて、北米向け技術営業、Motorolaの全世界通信デバイス技術営業を実施、その後、同社の通信分野のコーポレートマーケティングにて全社戦略に携わる。スマートフォン広告のNobot社に参画、同社Marketing Directorとして主に海外展開、イベント、マーケティングを指揮、KDDIグループによるバイアウト後には、M&Aの調整を行い、海外戦略部部長としてKDDIグループ子会社の海外展開計画を策定、2012年3月末にて退社。現在は01Boosterにて事業創造アクセラレータを運用すると共にアジアにおけるグローバルインキュベーションプラットフォーム構築を目指す。

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