【01Blog】実戦のビジネスプランとアカデミアのビジネスプランの違い

投稿者:Suzuki Norifumi
2015/01/12 21:15
この年末大量にビジネスプランを拝見しました。結局、事業創造は「人」に行き着くと思っていますが、日本のビジネスプランコンテストではビジネスプランで一定をスクリーニングをかけざるを得ないことがまだまだ多いのが実情です。(米国のコンテストではビジネスプランの提出はなく、起業チームのレジメと動画だけで審査するものもあります。) 100あるビジネスプランを10人がみて、多くの方がGoodと思えるプランは結構特定のプランに収斂してきます。一方、01Boosterとしては一隅を照らしたい。ほとんどの人がNoGoodと言われるが、世界を変える可能性(=「人」に行き着きます)を見極めたい。MBAで学ぶようなポイントを踏んでいないが尋常ではない世界観と実行する覚悟、そういうプランはいい意味で「狂気」を伴っています。 アカデミアのクラスで提出するようなビジネスプランは、ロジックは整然としていますが、蓋然性の高いものが多いので面白くないケースが多いです。ビジネスプランの書き方のような教科書でポイントは押さえており、そつがないのですが。 ①耳障りのいい世界観 ビジネスプランの教科書にもミッションやビジョンの打ち出しは必須と書かれているので形式的は書かれているプランが多いですが、その考えに至った経緯やバックグラウンドがなければ逆効果になることもあります。どうしてもそれをやりたいというパッションは必ず行動を伴いますので、ペーパーワークより前に何かしらの行動を起こしているものです。 ②プレゼン資料が上手い、もしくは演出がされている 過度な演出は引きます。いろいろ盛り込み過ぎているプランも引きます。考え抜かれて、贅肉をそぎ落としたシンプルなプランが芸術的とも感じるほど美しいものです。考えていないからいろいろ盛り込みすぎるのです。 ③顧客インタビューをほとんどしていない(多くの人が欲しいと思うが、お金を払ってまで欲しい思わない) 一見ニーズありそうだけど、実際市場に出すと売れないサービスがほとんどです。まずは生煮えサービスでもいいので市場に出したことがあるかないかでプランの信頼性は一気にあがります。アカデミアのビジネスプランにはこれが少ないです。顧客インタビューでさえほとんどしていないものや「自分の仮説にポジティブな顧客リスト」だけにインタビューしているものも多いです。
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Suzuki Norifumi
代表取締役CEO 01Booster Inc.

大学卒業後、ゼネコン主計部門を経て、カルチュア・コンビニエンス・クラブ入社、管理部門を統括するコーポレート管理室長。東証マザース上場、東証1部指定替えプロジェクトメンバー。その後、エムアウトにおいて教育事業「キッズベースキャンプ」を創業するとともに、兼務で新規事業開発シニアディレクターを歴任。同事業を東急電鉄に売却するとともにその後3年間のPMIを経て、同社取締役退任後、事業創造アクセラレーター株式会社ゼロワンブースターを創業し、起業家支援、企業向け新規事業開発支援事業を展開。日本を事業創造できる国にして世界を変えるために事業創造プラットフォーム構想を推進している。

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