【01Blogx】ビジュアルコミュニケーションの活用

投稿者:hamachi takeshi
2015/03/22 06:19
スタートアップやスタートアップ未満の主体にとって、「自分(達)のことをどう伝え、どう記憶にとどめてもらうか」は重要なテーマです。 そのため、自社のプレゼンテーションやロゴマーク等には非常に力を入れるケースが多いと思いますが、その一方、日々の自分たちの活動や実際に事業創造に向けて奮闘している姿をきちんと記録し、発信しているケースは決して多くないと感じています。 ビジュアルな情報がセットになると記憶への定着率が数倍向上するという説もあるようです。 文字情報は事実上音の情報と大差がないはずなので、WebやSNSを経由するにしても、やはりビジュアル情報+意味情報(文字・キャプション)はセットである方が、記憶してもらいやすいという点でかなりのアドバンテージがあるのではないか、と思っています(個人的にですが)。 ということで、本日はスタートアップの活動にビジュアルコミュニケーションを活かすためのポイントをお伝えしたいと思います。
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1.写真の重要性を知る。

写真を通じたビジュアルコミュニケーションは、一定のハードルはありますが、挑戦する価値のあるものです。「ファッションビジネスをしているわけではないし」とか「流行りの美人人事がいるわけではないし」と思うかもしれませんが、重要なのはphotogenicな被写体がいるかどうかではなくて自分たちの活動を文字通り目に見える形に残して伝えることができるかどうかなのです。 プレゼン資料を美しく・分かりやすく作りこむのに費やす努力の1/10でもいいので、写真を通じたビジュアルコミュニケーションに力を注ぐ姿勢を持つのがよいのではと思います。

2.写真ができる友人・知人を探す。
写真好きは、意外に皆さんの身の回りにいます。が、あまり集団で行う活動ではないことと被写体がないうちはやることがないことから、普段は目立たずに隠れていることが多いです。
また、どうしても見つからない時は下記3.のカメラを渡して「シャッターを押すだけでいいから!」と頼んでみましょう。撮り始めてみると写真は面白いものです。ちゃんとしたカメラでちゃんとした写真を撮る経験をしてもらうことで、写真ができる友人・知人を作ることもできます。
3.「ちゃんとしたカメラ」を用意しておく。

もし少し余裕があるなら、ミラーレス一眼と単焦点広角レンズ、単焦点中望遠レンズ、単焦点標準レンズの3つを用意しておくと理想的です。この4点セットがあると、シャッターが押せる人ならそこそこの写真が撮れてしまいます。ということは、創業メンバー間の持ち回りでカメラ役をやっても何とかなってしまうということです。

ミラーレスがお勧めなのは小型で安いため。本体もさることながら、レンズがフルサイズ一眼機に比べて安価なので、4点セット全体ではかなりの金額差になってきます。

単焦点レンズがいいのは「明るい」レンズであるところ。スタートアップは屋内で活動することが多いですが、意外に室内の光の量は写真においては不足気味なので、明るいレンズ(F値が小さい)がお勧めです。

4.伝わる写真は「何を伝えたいのか」の意図がはっきりしている写真。
スタートアップにとって必要な写真とは、「こういう媒体・シーンで見る人にこういうインパクトを与えたい/メッセージを伝えたい」という用途が明確で、それに基づいて撮影された写真です。
写真とカメラについての深い知識や卓抜したセンスがあればそれに越したことはないですが、それよりもその写真の意図が明確であることが、「いい写真」を撮るための重要な点です。
5.意外にこれだけで何とかなってしまうPicasaとPowerPoint。
Photoshopのようなフォトレタッチソフトを買うと、撮影した写真素材の用途は格段に広がります。最近はCSの価格もだいぶ下がったので思い切って買ってしまうのも手ですが、そうした専用ソフトなしでも充分に写真を活用することができます。
実際に僕が使っているのは、PicasaとMicrosoft PowerPointです。
Picasaは写真を明るくしたりメリハリをつけたり、あるいは少し芸術的な効果を重ねたりするときに使っています。
PowerPointは意外に強力な画像編集ソフトウェアで、コラージュを作ったりキャプションを重ねたり、型抜きや影付け加工も簡単にできるすぐれものです。PhotoshopをインストールしていないPCはあってもPowerPointをインストールしていないPCは極めて少ないと思いますので、活用してみるといいでしょう。
6.撮りまくる。
最も大切なのはこの点かもしれません。とにかくシャッターを押す。最近のミラーレスは連写機能がついていますので、連写も活用します。
フイルムカメラと違って現像代がかかるわけではありませんから、シャッターはためらいなく押しましょう。10枚撮ったうちに使える写真が1枚あればいい、ぐらいの感覚でいるのがいいのではないかと思います。
それでは、本日はこの辺りで。
 
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hamachi takeshi
執行役員/チーフディレクター(01Dojo管掌、WBS起業部):01Booster Inc.

IIJグローバルソリューションズで新サービスのマーケティング・プロモーションを担当。早稲田大学MBA。「WBS起業部」の元・副代表、現・メンター。WBS起業部では多様なメンバーによるビジネスアイディアの集中ブラッシュアップ「ビジネスプランディスカッション」や起業家のためのプログラミング講座などの内部企画の立案と実施のほか、他のMBA団体・外部組織との連携に携わる。MBAで培った理論的基盤と”サラリーマン感覚”を融合させ、論理とストーリーの構築を軸に起業家を支援する。
【専門分野】経営戦略、ビジネスモデル、知的財産、情報システム
事業創造のエコシステムを活性化させていきます。 濱地健史 執行役員/ディレクター(01Dojo管掌、WBS起業部)

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