【01Blog】01Dojoの第三期開講、まずは起業動機の確認から!

投稿者:Goda George
2015/03/06 03:35
自分の内なる声を最初に確認しよう! 01Dojoの第三期では事業家の心の琴線を最初に確認します。これは初動のビジネスモデルはおよそ大小のピボット(ビジネスモデルの変更)を必要とするのでその時に自分の意思決定の軸を最初に確認しておいた方が回り道に見えて、後々のカオスを多少軽減できると考えられるからです。 ブランド名やオペレーション力のある企業ではある程度弱いビジネスモデルでも強引に市場に受け入れさせてしまえる場合もあり得ますが、一般的に企業の新規事業が難しいと言われている中では相当高速に動くベンチャー企業ですらビジネスモデルの目処が付くのに2年間はかかることを考えると、企業内で新規事業を実施するにしろ自分の支えとなる心の軸をこの機会に確認しておくのは良いことであると思います。 IMG_9891 さて、01Dojoの第三期のDay1では数名の起業家の方の起業の動機を確認してみました。特に強い動機があったわけではない、いつかは起業したかったがこの機会に、鳥の糞尿が頭に落ちて考えた、トップに楯突いて、などキッカケは様々ですが、多くは同じことを繰り返したく無いとか、自分で考えたいなどの内なる動機があったと思えます。 さて、私のベンチャー系に移った動機を少し考えてみると。 部品メーカを辞めてベンチャーに行った時は「年功序列に耐えられない」「子供の学費の目処が立った」「これ以上学ぶことがない」「社会人大学院を卒業したのでそろそろ」などがありました。 時系列に考えると、
  1. ビジネスさっぱりわからん理系脳の切り替えでビジネスを学びにビジネススクールに行った。
  2. 起業なんて考えたことも無かった。
  3. ビジネススクールで起業のクラスが有り、初めてビジネスプランなるものを一から考えて何も浮かばなかった。
  4. 起業の別のクラスで「成長の傷み」なるものを聞いて、感じてみたくなった。
  5. 起業クラブがあってそのセミナーで全く起業する気無いと言ったら悲しい顔をされた。
  6. あまりのアイデアの浮かばなさに起業クラブのコミュニティに情報発信していたら事務局に入れてもらった。
  7. そんな時に次に移るベンチャーのCEOに会った。
  8. その創業のサポートを手伝った。
  9. 起業クラブでゼロイチ分科会というのがあってそこの幹事を実施した。
  10. 部品メーカではITの事をわからないので、この組み合わせの知恵を使って、メーカで大手の経営層向けにセミナーをした。
  11. ある程度ITベンチャーが調達もし、少し給料も出そうなこと、子供の学費もなんとか確保、これ以上メーカに残っても学ぶことも?だし、変革というのが非常に難しいと理解。
  12. 偉そうな事を言っても所詮は日本人。日本でまぁ、できそうな人間を集めたITベンチャーに入ったら伸びまくって通信会社に買われた。
  13. あれ?ベンチャー行ったのに?サラリーマンに戻っちゃった。安心とともに何やってんだろう?ってので半年悩む。
  14. 市場よりも社内調整(社内都合)に向き合わねばならず、ベンチャーで市場のことだけ考えていれば良い時と異なり、頭も痛くなった。
  15. ちょっと色々あって辞めて独立。
  16. 当時「シェアオフィス」機能だけの01Boosterの立ち上げに誘われたので、まぁ、携わった。
  17. 海外展開の色々やったが今ひとつ、コンサルモデルを抜けられず。
  18. 様々な事をトライしたり、色々誘われたりもしたが、どれも結局うまく行かず。
  19. 強いプラットフォーマーに擦り寄ったが、まぁ、特に利点無く。
  20. CEOというのをやった時のフラフラ具合も経験。これはCEOやらんとわからんね的に。
  21. 01Boosterは順調に(全く給料は取れないが)入居者が増える。
  22. およそ性格と能力の異なるオーラ鈴木との組み合わせで、片手間ではあったが成長企業が出だす。ただ、成長するベンチャーを横目に自分は何も変わらない。ただ、気晴らしにはなる。
  23. そんな中で01Dojo(起業家教育)を初めてのオフィス以外の「サービス」として開始。
  24. 別起業の立ち上げもそこそこ順調に行くようにも見えたが結果的にいま一歩で、最近、ほぼゼロベースにリセット。
  25. 大手企業がかなり来るようになり、博報堂さん、NTT西さんなどのコトの共創ラボを任意団体で01Boosterが事務局として立ち上げる。
  26. 色々試行錯誤の内に、TechStarsのモデルに出会う(B2B型アクセラレーター)。これは何やら今までのモヤモヤが晴れて良さそうだと。
  27. 長年の付き合いもあって、学研アクセラレーターを初受注。
  28. 大手企業の訪問が頻繁になる。
  29. 01Boosterも関連者が増えだす。
  30. 色々あって、森永製菓さんのアクセラレーターを受注。この時点で忙しくなってきたので、海外展開のビジネスを一旦ゼロクリヤ。時期を狙う。
  31. 将来的なビジネスの構想を固める(変わるだろうが)。
  32. 日々の企業とのディスカッションの中で、サービスラインナップを設計。
  33. 複数のアクセラレーター等がステルスモードで準備が進む。
  34. 海外向けの展開に関して、先行でアジアで確認。数年後までのロードマップを作成。社是、目標などもほぼ確定。← 今ここ
と、こんな感じです。よくよく考えると、自分はプラットフォーマー型のビジネスに想い入れがあり、かつ、日本と日系企業の凋落を部品メーカ以来ずっと眺めて来たこと。後は、長い大企業(技術系も含め)経験とベンチャーでバイアウトに携わった経験の双方を持った人間が極めて少ない、少なくともインキュベーター、アクセラレーターの業界にほぼ存在しない事が確認できるので、たまたま、オーラ鈴木も居たことで、二人揃うことも珍しく、B2Bのアクセラレーターでは日本の中ではUnfair Advantageが築けることもあり、ここに注力を決定。海外まで広がればそもそものやりたい事は満たせるという感じですね。 ・・・というところです。結局、そもそも自分の心の意思決定や考える癖は最近わかったところでしょうか。ある程度ビジネスが軌道に乗るまで、2.5年〜3年はモヤっとしてますね。 結果的に、元々わかっていたわけではなく、色々やっていく内に、プランドハプンスタンス(計画的偶発性)の中で生きてきたというところでしょうか。多分、そこまでリスクテイカーとも思えないですが、人よりも少し行動する部分が強めだったんだと思います。今後どうなるかは神のみぞ知るということで。
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Goda George
共同代表 取締役:01Booster Inc.

MBA、理工学修士。東芝の重電系研究所・設計を経て、同社でSwedenの家電大手とのアライアンス、中国やタイなどでのオフショア製造による白物家電の商品企画を実施。村田製作所にて、北米向け技術営業、Motorolaの全世界通信デバイス技術営業を実施、その後、同社の通信分野のコーポレートマーケティングにて全社戦略に携わる。スマートフォン広告のNobot社に参画、同社Marketing Directorとして主に海外展開、イベント、マーケティングを指揮、KDDIグループによるバイアウト後には、M&Aの調整を行い、海外戦略部部長としてKDDIグループ子会社の海外展開計画を策定、2012年3月末にて退社。現在は01Boosterにて事業創造アクセラレータを運用すると共にアジアにおけるグローバルインキュベーションプラットフォーム構築を目指す。

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