【01Blog】事業創造アクティブラーニングプログラム「01Dojo」第3期始動

投稿者:Suzuki Norifumi
2015/03/11 17:58
先週3月4日から事業創造のためのアクティブラーニングプログラム第3期がスタートしました。前2回同様に今回も定員いっぱいになり、15名のご参加です。この15人とともにこの4ケ月間徹底的に事業創造を推進してまいります。 前2回の01Dojoを振り返りつつ、第3期01Dojoも進化させています。今一度01Dojoの思いを以下の通り整理してみます。 【1】プランの完成ではなく、実行すること 01Dojoはビジネスプランを完成させることはゴールではありません。独立起業でも社内の事業開発でも1歩前に行動を起こすことを目的としています。ビジネスプランの技術的なこともプログラムに入っておりますが、何よりも行動を促します。行動を起こさないビジネスプランなど画餅に過ぎません。綺麗なビジネスプランを策定することが習慣化されているような大企業からの参加者はここで大きな山を越えなくてはなりません。ロジックが通っているが蓋然性の高い実行具体性のないプランほど空虚なものはありません。 【2】参加者個人の内発的動機をえぐります 01Dojo第1期、第2期ではDay1からスタートして、最終Day7or8のDemoDayまで辿り着く人は当初参加者の半分になります。フィジビリティスタディを通じて実行までの胆力が持たず、実行プランまで描けない人が半分出てくるということです。特にDay3or4の中間DemoDayまではビジネスプランは二転三転します。ほとんどの参加者が当初提示したプランから変更されていますし、最終Day7or8まで定まらない参加者も多いです。それだけ実行を求めると「自分が何がやりたいのか?」「自分は何をなすべきなのか?」と迷走することになります。そして、その答えは簡単には見つかりませんし、自分の力だけでは見つかりませんので、メンターから引き出してもらう必要があります。 そして、自分の内発的動機に基づくビジネスプランは強くなります。これから社内外の評論家達がいろいろな指摘や批判をされることでしょうが、内発的動機に基づいているため、批判耐性が高まります。01Dojo運営メンバーで議論を尽くし、このプロセスを重要視するようになっています。 【3】計画された偶発性 事業創造は偶発性の連続です。特に人とのめぐり合いでビジネスは化学変化を起こしていきます。リソース、ネットワークを手に入れるとアイディアをオプションが一気に広がりますので、01Dojoには高感度なメンターや投資家、リソースの宝庫の大企業の事業開発部門の方々が足しげくお立ち寄りいただけるように門を開放しています。参加者は貪欲に人を巻き込む必要がありますので、自分の思いやプランを積極的に発信することを求められます。 【4】ピアサポート&ピアプレッシャー 01Dojoの参加者は4ケ月のプログラムを通じて本当に仲良くなります。多くの方々からの批評に晒され(時には心無い批判もあり)、事業創造のカオスを一緒に乗り越えていく中で、時には支えあい、時にはプレッシャーを掛け合います。「戦友」に似た感覚なのでしょうか、いずれにせよ一緒に起業活動を共にする仲間がいるというのは心強いものですし、成功者の周りには成功者を産みやすいものなので、良好な起業コミュニティになれるように働きかけています。そして、01Dojoアルムナイは今でもみんな仲良しですし、01Boosterの仲間です。 【5】オープンイノベーション 01Dojo第二期に典型的なオープンイノベーションの成功事例が生まれています。東証1部企業のキューピーと01Booster入居企業のKOMPEITOの資本提携まで繋がりました。これはキューピーの経営企画室のE課長が01Dojoに参加されたことから生まれたものです。01Dojoがオープンインベーションの場となった好事例といえるでしょう。最近、いわゆるベンチャーと大企業のマッチングイベント等はたくさん開催されていますが、単発で挨拶し合ったくらいで事業連携まで繋がるケースは確率論としては相当低いでしょう。01Dojoはそれぞれの事業プランを創造するプロセスを共にしていきます。当然、リソースの相互補完を検討する機会が必然的に増えてきますので、戦略のオプションは相当増えますし、その分連携のチャンスは増えるということになります。現在の01Dojo第3期にも大企業の新規事業開発担当者も多くいますので、大きな化学変化を演出したいと思います。 01Dojo第3期驀進いたします。
タグ
Original
投稿者
Suzuki Norifumi
代表取締役CEO 01Booster Inc.

大学卒業後、ゼネコン主計部門を経て、カルチュア・コンビニエンス・クラブ入社、管理部門を統括するコーポレート管理室長。東証マザース上場、東証1部指定替えプロジェクトメンバー。その後、エムアウトにおいて教育事業「キッズベースキャンプ」を創業するとともに、兼務で新規事業開発シニアディレクターを歴任。同事業を東急電鉄に売却するとともにその後3年間のPMIを経て、同社取締役退任後、事業創造アクセラレーター株式会社ゼロワンブースターを創業し、起業家支援、企業向け新規事業開発支援事業を展開。日本を事業創造できる国にして世界を変えるために事業創造プラットフォーム構想を推進している。

Suzuki Norifumi の新着記事