成長して卒業していく勇者たちを見送りながら
私は自分のことを「成功者」ではなく「成長者」だと思っている。前者は成功すれば終わってしまうが、後者は成長している限り永遠だ。 by 中井政嗣
最近、01Boosterを2社(KoiKoiとForce of Will)の成長企業が立て続けに卒業されました。なんにしろ、成長というものは気持ちが良いものです。(成功する起業家とは?
リンク1、
リンク2)
01Boosterに在りし日のKoiKoiの森本社長(奥茶色服)
今までに複数社が成長されて01Boosterを卒業されました。どこも似たようなパターンです。
- 最初は迷走するところから始まり
- 次にいくつかの施策でマネタイズができる
- もちろん、そこまでは普通で、その後、どうやったらスケール(急激な成長を望めるのか?)できるかに思い悩む
- 少しだけ手伝ってくれる人が来だす
- 郵便物や荷物が増える。物が増える
- 手伝ってくれる人が常駐しだす
- 4席ぐらいを寡占するようになる
- 活気を感じるようになる
- そうして卒業
幸か不幸か今のところ帰ってきた人はいません。01Boosterとしては活気溢れた方々が卒業されるのでその瞬間は少し寂しくなりますが、また新しい方々が入ってきます。
Force of Willの宍戸社長(左)壮行会にて
そうですね。スタートアップで苦労している時には是非、そのショットを
写真に撮っておくことをお勧めします。なぜなら、その写真は成功した後にプレゼンに使えますから。
レトルトをほおばる成功予備軍の皆様
現在は01Boosterも70を超える入居者がおります。多くの方がゼロから悩み、迷走し、そして、活路を見出し、成長していく姿を隣で見させて頂いております。真剣に生きるその生き様はなんとも美しいものです。
親の気持ちというには、我々自身も成長に必死ですので、仲間/同士とでも言いましょうか。多くの方の成長を間近で見れるというのもアクセラレーター・インキュベーターの一つの楽しみなのかも知れません。
成長されたスタートアップの皆さまがまた01Boosterにも遊びに来て頂き「
なんだ!まだこんなことやっているのか!?」と揶揄して頂ければと思いますし、我々も「
僕らの方が上だ!」と言えるように努力していきたいと思います。
僕が言いたいのは、仕事であれ、恋愛であれ、どんどん失敗せよということだ。そして失敗をしたら、敗因をきちんと分析することだ。二度と同じ過ちは犯さないようにする。それでも次の勝負には、違う敗因で負けるかもしれない。その次も、また違う理由で負けるかもしれない。だが、何連敗、何十連敗してもいいではないか。何度も負けても、勝負を続ける限り、いつかきっと一勝できる日はやってくる。by 押井守
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