Food系のOnlineのECと最近のEcosystemの資料があったのでUpdateしておきます。
森永アクセラレーターのビジネスプランの募集も一昨日(2015年3月27日)にて終了しましたが、想定を大幅に上回るプランのご提出を頂き、新しいことにチャレンジしたいという日本国内の大きなムーブメントを感じると共に、多くの事業家の皆さまのご尽力に感謝します。海外で盛り上がるフード系のStartupの状況を日本で少しでも興す事で我々は少しでも日本の未来に貢献できればと考えております。今回はこれに関連して、主に米国を中心としたFood系のStartupの状況をまとめておきます。
1. Food系のエコシステムに関して
最初に、海外のFoodtechの最近のまとめがありましたので、参考に。投資の詳細、大手参入の動き、新しいテクノロジ(3Dプリンター、ドローンなど)も紹介されております。世界的にフード系は大きな盛り上がりをみせていますね。
http://www.slideshare.net/raffaele.mauro/food-startups-ecosystem-10-settembre
2. Food系のOnline ECに関して
次にFood系のOn LineのECに関して「e-food」という言葉があるんですね。ちょっと古いんですが、edible(食べられるものの) eCommerceということで
こちらに紹介がありますので、少し面白そうなサイトを抜き出してみます。とにかく、健康系が多いですね。ここではピックアップしていませんが、
レストランのキュレーション、Instacartなども多数リストアップされておりました。
VineMarket.com
簡単にいえばアレルギーやダイエット向けの商品のAmazon LikeのECですね。
NatureBox.comもこれに近い。健康系のお菓子のみ。
Plated.comはヘルシーメニューの宅配ですね。毎月10ドルの健康的お菓子のサブスクリプションModelの
Lovewithfood.comもあります。
Aloha.comも健康食品系のECです。
GoodEggs.com
これは最近も似たようなコンセプトが日本でも大量にある産地(生産した農家)と紐ついた野菜のECですね。
MyEastClub.com
新しい概念ではありませんが、これは面白かったのでピックアップ。日本でいうところの事業所向けの給食(お弁当とか)のサービスですね。5-500名向け。こういうところにもイノベーションがあると。
Platejoy.com
これも面白いです。クイズに応えると、それに合わせて、個人的な食事のメニュー(つまりレシピ)を創ってくれてデリバリーしてくれる。週間メニューをパーソナライズしてくれるイメージですね。
一つ思いますのは、そこまで凄いひねったModelは無いし、いくつかは日本ではワークしないでしょう(日本は便利過ぎるのです)。しかしながら、比較的既にあるもの(需要がはっきりしているもの)をオンラインや少し工夫を加えて面白いものを創るというサービスが食のECの世界でも今後増えていくのかも知れません。
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