中国のベンチャー投資や対外投資はすごいですね。
これだけアグレッシブな国がすぐ隣にいるのに日本国内の起業活動率世界最低クラスでは流石にまずいので、少しまとめてみます。
中国製品は品質が今一歩と言っていた時代もあったかも知れませんが、私が部品メーカにいた頃、欧米資本ではありましたが、Chinaから工程のQuality査察に来た時に、そういう時代(中国の品質が甘い時代)もあったと感じました。もう何年も前です。確かに粗悪品は今でも出回っているかも知れませんが、先端でしのぎを削るような製品では世界のトップクラスではないかと思います。
中国では1月の時点で、行政系ですが6.5B USD(=6500億円)のファンドを創ってますね。セレブもStartupを投資をすると。CVC系では2014年になりますがIntel(100億 for Smart Device)、Qualcomm(150億)などのトップクラスの会社も大型のファンドを興しておりますね。Intelは1998年から700億円も中国のStartupに投資をしているんですね。年期がすごいです。
1. 中国の対外投資
まずは(スタートアップではありませんが)中国の対外投資です。下記は全体図(全ての投資)。テクノロジー向けの投資も世界でしておりますので、インターラクティブなマップをご参照下さい。エネルギーや交通などに関しては本当に広く世界中に投資をかけておりますね。
2. ベンチャー投資
次にベンチャー系の投資ですね。下記にまとまった資料がありましたので参考に。
http://www.slideshare.net/RuiMa4/china-keynote-for-east-meetswest
もちろん、Startup系はバブルなんでしょうが、これだけ投資が入ってくれば世界は変わりますね。

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Goda George
共同代表 取締役:01Booster Inc.
MBA、理工学修士。東芝の重電系研究所・設計を経て、同社でSwedenの家電大手とのアライアンス、中国やタイなどでのオフショア製造による白物家電の商品企画を実施。村田製作所にて、北米向け技術営業、Motorolaの全世界通信デバイス技術営業を実施、その後、同社の通信分野のコーポレートマーケティングにて全社戦略に携わる。スマートフォン広告のNobot社に参画、同社Marketing Directorとして主に海外展開、イベント、マーケティングを指揮、KDDIグループによるバイアウト後には、M&Aの調整を行い、海外戦略部部長としてKDDIグループ子会社の海外展開計画を策定、2012年3月末にて退社。現在は01Boosterにて事業創造アクセラレータを運用すると共にアジアにおけるグローバルインキュベーションプラットフォーム構築を目指す。