01Blog / 01Boosterの2015年を振り返って

投稿者:Goda George
2015/12/29 00:00

2015年の01Boosterの軌跡を振り返ってみます。一言で言えば日本国内におけるコーポレートアクセラレーターの実績創りと国際展開への布石ということになろうかと思います。

コーポレートアクセラレーターを何本か回して分かったことは、「創造」は大手企業ではスピードが出ずに国際競争に勝てず、「変革」はトップ以外には無理と諦めていた、その「変革」と「創造」がこの活動を通じて同時にできることであり、(相当のローカライズをすれば)非常に日本に合っているということです。

もう一点、今回は実は私個人としてあまりタッチしてこなかった「地域」とのつながりです。日本の地域は実に様々であり、高いポテンシャルを感じた1年でした。

2014年の12月に社名を「オープンミートアップ」から「ゼロワンブースター」に変更しました。このため、株式会社ゼロワンブースターが始まってからは一年となりますね。ロゴもサイトの色や仕様に合わせて若干の変更をしております。


2014年の10月に学研さんとの国内教育企業初のコーポレートアクセラレーター「学研アクセラレーター」の運用を開始しました。同年の12月に今度は食品メーカとしては国内初、かつ、欧米標準レベルのコーポレートアクセラレーターである「森永アクセラレーター」の運用を開始しました。


2015年はこれら2件のコーポレートアクセラレーターの運用で幕を開けました。結果的に学研アクセラレーター2015はプラン数111件、5社選抜にて4社出資。森永アクセラレーターはプラン数132件の、5社選抜(出資を検討しないアライアンスも込)で2社の出資を実施しました。


追加のコーポレートアクセラレーターとして3月には日本初のフィットネスアクセラレーターを開始、現在はCVC連動型で人材の支援までを視野に入れた日本で最も先進的といえるウィルグループアクセラレーター「HINODE」を開始しています。

年始より交渉を開始していましたが、これらの実績をベースに世界最大のアクセラレーターの業界団体であるGlobal Accelerator NetworkのNetwork Memberに日本で初めて加盟することかできました。


2015年4月には博報堂さん、NTT西日本さん、ニフティさん、スカパーさんと共に大手企業のオープンイノベーションを加速する一般社団法人「コトの共創ラボ」を立ち上げました。


ニフティさんのスマートサーブの戦略を大手企業10社、ベンチャー企業も含むメンバーでディスカッションする、NTT西日本さんと森永製菓さんの合同ワークショップなど日本国内では大手企業同士が公式にディスカッションする機会は非常に限られておりますので、歴史的な活動を行えたと思っております。

国内のベンチャー企業や起業家へのリーチを進めるべく、行政や地域との取組、Webサイトの大幅改変なども行っております。まずは、中小企業整備基盤機構(通称:中小機構)さんの公的支援機関自ら企画・運営するビジネストアクセラレーターに連携協力を実施、経済産業省さんの新事業創出のための目利き・支援人材育成等事業等にも採択されました。経済産業省関東産業局と中小機構さんの地方発!ベンチャーミートアップでもサポーターを務めさせて頂いております。


地域に関しては福岡山口佐賀愛媛名古屋山梨、神戸、大阪宮崎など様々な場所でワークショップやセミナー、審査員等々で貢献させて頂きました。

アカデミア系では兵庫県立大学、北九州高専、明治大学MBA等々で講演させて頂きました。来年は宮崎大学を皮切りに教育機関での事業創造・起業への啓蒙に努めていきます。

アクセラレーターの成果として、ベンチャー留学の開始、法政大学さんと森永製菓さんの仮想現実(AR)を適用したチョコボールの全国展開、既にコーポレートアクセラレーターを経た会社ではウィライツ社などを筆頭に売上もかなり上がってきています。

学研アクセラレーター2015の効果が認められれ、学研アクセラレーター2016が開始。日本国内初のリピートとなりました。今回は123件のプラン、グローバルもトライアルとしたため、海外7カ国からの応募もありました。アライアンスも含む、6社が選抜されております。

もう少し広義に考えて、01Boosterがインキュベーションしたという形では多くの企業が01Boosterのシェアオフィス(01Garage)を卒業されました。最大に成長した企業としてはシンガポールに移られたForce of Willさん。トレーディングカードの伝説的な会社で、現在は世界のトップが狙えるところまで来ています。また、01Boosterには様々なメンターの方々も協力して頂いており、メンターの方への感謝を込めてStartup AwardとメンターAwardを今年から授与することにいたしました。


コミュニティ化を図るためのWebサービスの「01Booster.com」も開始し、現在はオンラインの開発にも力を入れております。事業を創られる起業家、事業家、大手企業の新規事業に携わる方々のお役に立てるようなコンテンツを充実していきます。

2016年はコーポレートアクセラレーターとしてGlobal Accelerator Networkとの共創により、日本の事業創造活動の国際化として日本国内に加えて海外へのリーチを大幅に拡大して、アジアでのシード(コーポレート)アクセラレーターとしての地位をSingapore、Beijin, CHINA、Seoul, KOREAに並んでTokyo, JAPANの地位を確立していくこと。日本国内においては人材はまだまだいると思いますが、起業活動率が極めて低いことから日本全国をターゲットにした事業創造活動の活性化、そして、本格的な研究・技術開発分野への事業拡大を図っていきます。現在は複数の大手技術系企業と交渉しています。

弊社の社是である「日本を事業創造できる国にして世界を変える」を実践していきます。

ローマは一日にして成らず、しかし、それを夢見るのであれば達成できるであろう。Rome was not built in a day. But we will be able to build it if you dream it.

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投稿者
Goda George
共同代表 取締役:01Booster Inc.

MBA、理工学修士。東芝の重電系研究所・設計を経て、同社でSwedenの家電大手とのアライアンス、中国やタイなどでのオフショア製造による白物家電の商品企画を実施。村田製作所にて、北米向け技術営業、Motorolaの全世界通信デバイス技術営業を実施、その後、同社の通信分野のコーポレートマーケティングにて全社戦略に携わる。スマートフォン広告のNobot社に参画、同社Marketing Directorとして主に海外展開、イベント、マーケティングを指揮、KDDIグループによるバイアウト後には、M&Aの調整を行い、海外戦略部部長としてKDDIグループ子会社の海外展開計画を策定、2012年3月末にて退社。現在は01Boosterにて事業創造アクセラレータを運用すると共にアジアにおけるグローバルインキュベーションプラットフォーム構築を目指す。

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