01Blog / 電車に飛び乗った彼らには何も無かった。情熱という切符以外は。

投稿者:Goda George
2016/02/02 00:00

ウィルグループアクセラレーターの事前説明会&交流会のDay2には沢山の方々にお越し頂き、まことにありがとうございました。先発の起業家が後続の起業家をサポートするという米国では当たり前の流れが日本でもできると良いなぁと思います。このDay2ではパネルディスカッションに3名のアントレプレナーが出演しました。ここでは、その模様をまとめておきます。


池田さん(TRAVEE代表)、佐々木さん(AnotherShotGolf代表)、若泉さん(ウィルグループシェアハウス部 部長)の3名です。3名とも「今まさに闘っている」というところです。


池田さんは世界中の旅行者に自社のサービスを使ってもらって地元の方と交流して欲しいという夢を持っております。ウィルグループさんではAdminの部分を手伝っております。ウィルさんとしても範囲の広いAdmin業務を対応し、お互いに学び合えるというWin-Winの関係を創れています。池田さんはまだお若い。何も自分には無かったが、20代を絶対に後悔したくないということで起業しました。自分の情熱とこうしたいということで上手く周りのリソースを引き出しています。現在はタイで多くの現地のホスト役の人と共に旅行客にアクティビティを提供しています。今後、世界に大きく羽ばたいていくのが楽しみです(TRAVEEの記事)。

佐々木さんは、ゴルフが大好き。ゴルフに関わりたくてそのために仕事をしていたぐらいです。元々お勤めになった会社が倒産し、それがきっかけではないですが、起業への道を進みました。その時には知識ゼロ、資金もなく、まさに無い無いづくめではありましたが、起業の道を選んでいます。世界のゴルフをされる人が自分のサービスでつながり、世界中のプロからアドバイスを受けられるようになることという夢をお持ちです。佐々木さんも池田さんと同様で多くの人に好かれます。誰もが佐々木さんを応援したくなるのです。池田さんも佐々木さんも「人の巻き込み力」という起業家として非常に重要な要素を持っています。果たしてそれは何か。。一つは素直さと情熱、そして、自分の夢を語ることではないでしょうか。

若泉さんはイントレプレナーです。元々事業家になりたかったとのこと。ウィルグループでの面接では池田社長に「3年で辞めて事業を立ち上げます!」と言ったら「いいやんか!」と言われたとのこと。ウィルさんは起業家魂にあふれた会社ですね。さて、若泉さんはシェアハウス事業を立ち上げています。その理由は、自分が好きな街(コミュニティ)を創りたいという壮大なもの。不動産ビジネスにもなりますので、信用も重要。良い意味で自社をうまく活用し、自社への相乗効果(人材など)を出しながらビジネスを立ち上げています。さて、若泉さんは上手くいくイントレプレナー(社内起業家)の典型ではないでしょうか。そう、起業は手段に過ぎません。重要なのは「事業」を大きくすることです。そのために最適解を探す。そして、その産業全体をWinに持っていく。次世代のリーダを見た気がしました。それぐらい視座が極めて高いですね。あふれるパッションを感じました。

多くの人は電車の時刻表を調べたり、経路図を調べたりして、なかなか行動せず、いつまでも電車に乗らないのではないでしょうか。しかしながら、自分の想うところに「直線的」に行動しなければ(努力の方向を違うところに持って行っている人が多い)1mmも進みません。彼らが電車に乗るときに持っていたのは「情熱」という切符だけです。不確定な要素の中で何かを決めていくのが起業でしょう。

多くの人が行動する事を切に願います。

日本の明治維新でも、またどんな革命でもそうですが、情熱だけが新しい時代を開く事が出来るのです。 by Kazuo INAMORI

Original
投稿者
Goda George
共同代表 取締役:01Booster Inc.

MBA、理工学修士。東芝の重電系研究所・設計を経て、同社でSwedenの家電大手とのアライアンス、中国やタイなどでのオフショア製造による白物家電の商品企画を実施。村田製作所にて、北米向け技術営業、Motorolaの全世界通信デバイス技術営業を実施、その後、同社の通信分野のコーポレートマーケティングにて全社戦略に携わる。スマートフォン広告のNobot社に参画、同社Marketing Directorとして主に海外展開、イベント、マーケティングを指揮、KDDIグループによるバイアウト後には、M&Aの調整を行い、海外戦略部部長としてKDDIグループ子会社の海外展開計画を策定、2012年3月末にて退社。現在は01Boosterにて事業創造アクセラレータを運用すると共にアジアにおけるグローバルインキュベーションプラットフォーム構築を目指す。

Goda George の新着記事