01Blog / ベンチャー支援・ベンチャー連携する企業・組織側の人は本当に良い立場か?

投稿者:Goda George
2016/02/13 00:00

大企業の名も無き志士たちが日本を救う」というブログを前に記載しました。

ベンチャー支援は人気があるのでやりたい人が多いのも事実です。志高く、起業を盛んにしたいという想いで行政系や大学にお勤めで努力されている方も多いです。企業側の人も様々な思惑がありますが、正しい野心をもって、会社をなんとか盛り上げていきたいという危機感の元に動かれているケースも多いです。

起業は確かに失敗もしますし、たいへんな部分もありますが、唯一組織人と異なるのは自分のために働いており、それが具体的に「企業価値」またはそれに類する「アセット・資産・トラックレコード」として自分に貯まります。

一方で組織人の場合は、正しい野心を持って頑張るほど、周りの反発も大きいし、苦労もします。では、何か給料が上がるとか、地位が上がるとかの有形無形のインセンティブがあるか?と言われるとそこまでありません。組織的には出世もするし、一目も置かれるかも知れませんが、その組織が無くなってしまえば、外に出てしまえば全て一からです。これは事業化していない個人でもいえますね。私も個人コンサル的な事をやっていた時期がありますが、人脈やネットワークは確かに溜まっていきますが、プロジェクトが終わったらそこまでです。コンサルをやるのであれば、規模化して、マネージメント側に回らないとなかなか(そういうのが好きな人も居るでしょうが、私はちょっとキツイ。。)。受託系の会社でもよく出てくる話です。

如何に自分の(自分の会社のアセットを)貯めるかが重要ですね。起業の場合。

話がずれましたが、組織人は同じような状況にあると思います。突出している人もいるのですが、転職であれば年齢などにもかなり左右されます。また、起業のように自分をアピールする(特に組織外に)することはこれは非常に難しい。

ベンチャー支援の実際は別にまとめようと思いますが、私もこんな経験をしました。まだ、01Boosterがシェアオフィスだけだったころ、起業された人のサポートはそこそこボランティアでやっていたものです。起業系はあるとき、急にドドーンとでかくなりますし、急成長に入ると、特に恩知らずというレベルではなく、ステージも変わるので、なかなか過去にお世話になったからどうの?という事も考えにくくなります。それはわかるのですが、なんとも取り残された気にもなります。

彼らはあんなに成長しているのに、自分はいったい何をやっているんだ?

ベンチャー支援側にはこの悩みがあります。世の中には人に喜んでさえもらえれば良いという人もいるでしょうが、ベンチャーの成長が早いだけに取り残された感はあります。

このような環境の中で組織人で正しい野心を持った人がどうやったらもっと浮かばれるか?ですね。このような方々は「カタリスト」であり、非常に日本にとって今後貴重になります。そのような方は是非、ご自身のアピールをされて、仲間を創り、是非、「カタリスト」としてのアセットを積み上げて欲しいと思います。そうです。組織の外に如何に人的なネットワークを構築するかがカタリストにとって最も重要な要素になると思います。

うまくいっているときは、周りに人がたくさん集まる。だが、一番大切なのは、どん底のとき、誰がそばにいてくれたかや by Mr Katsuya NOMURA

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Goda George
共同代表 取締役:01Booster Inc.

MBA、理工学修士。東芝の重電系研究所・設計を経て、同社でSwedenの家電大手とのアライアンス、中国やタイなどでのオフショア製造による白物家電の商品企画を実施。村田製作所にて、北米向け技術営業、Motorolaの全世界通信デバイス技術営業を実施、その後、同社の通信分野のコーポレートマーケティングにて全社戦略に携わる。スマートフォン広告のNobot社に参画、同社Marketing Directorとして主に海外展開、イベント、マーケティングを指揮、KDDIグループによるバイアウト後には、M&Aの調整を行い、海外戦略部部長としてKDDIグループ子会社の海外展開計画を策定、2012年3月末にて退社。現在は01Boosterにて事業創造アクセラレータを運用すると共にアジアにおけるグローバルインキュベーションプラットフォーム構築を目指す。

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