01Blog / オッサン起業家が世界を変える!? オッサン起業家の時代が到来

投稿者:Goda George
2016/02/21 00:00

ITベンチャーは20代じゃないとねー。若くないと起業は成功しないよ。

と、したり顔でいう人も居ます。それもそこそこの重鎮だったりします。

01Boosterは典型的なオッサン起業家で、自分に都合の悪い事は聞こえないようにできてます。じゃ、結局、起業に年齢って関係有るのでしょうか?というところを少し深ぼってみます。

私が若いのではないとIT系はちょっと、というのに全くそれがない事に気づいたのはイスラエルです。60−70に見える方が、既に5回ぐらい起業して、最新のSNSのサービスを説明しだした時に、あれ?って感じになりました。年齢が高いと、必ずしも有利になるとも思えませんが、そもそもそこに考えが及ぶ時点で、

常識の罠に囚われているということです。

まず、起業は確率論の問題もあると思います。人口の年齢構成も変わってますね。ここによると、1994と2014年のグラフでは(米国?)全然違いますね。20-34歳の起業が55-64歳の半分以下だったものが、2014年にはほぼおなじ比率になっています。では日本はどうか?大きなビジネスではなく、独立という形も多いとは思いつつ、なんと最大比率は60歳以上。起業する数が増えれば成功する数も増えるので、もしかしたら、我々は最初の一言を発した時代と全く別の世界に生きているかも知れません。


この記事を参照すると、成功したハイテクベンチャーの平均年齢は40歳ぐらい、成功の定義にもよるでしょうが、最低でも黒字化して、生きていけるというのが何よりも大切ですが、なんと55歳以上が20-34歳の倍以上の成功率とあります。確かにこの英文の論文(Fig.5)の「成長型起業」の数で言うと、30歳以下を55歳以上が圧倒してますね。もちろん、高齢化が進んで起業家の数も多いんですが、その比率を換算しても50歳以上の方が大きい。中高年と言ってもいいですね。

でも、逆にこのToo Late to Startを見ると、巨大なビジネスを、となると35歳ぐらいが多いですね。ここで仮説をまとめてみます。もちろん、あくまで確率の問題ですので、若いから駄目というわけではないでしょうか。

・中高年起業家のハイグロース(急成長型)起業、つまり、スタートアップの成功率は実はかなり高い

・今後は、人口構成上、中高年の急成長スタートアップが先進国を席巻する

・一方で、歴史に名を残すレベルの創業者は35歳ぐらいが多くもう少し若くなるが、これは、偉大な企業を創るには時間がかかること、巨大化するには相当の苦労もいるので、体力的に充実した人が有利かも知れません。

ここまで考えると、いやー、もう歳だから、起業は若くないとー。というのは単に、その人の思考の創った常識でも統計上でも事実と異なる、幻想の産物でしかないのではないでしょうか?但し、下記のレイ・クロックの言葉は深い。。。自分を未熟と思うことがその最低限の条件のようです。つまり、諦めたらそこで試合終了ですね。

未熟でいるうちは成功できる。成熟した途端、腐敗が始まる。思考のスケールが小さいと、その人自身も小さいままで終わってしまう。 by レイ・クロック(52歳でマクドナルドを創業)


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Goda George
共同代表 取締役:01Booster Inc.

MBA、理工学修士。東芝の重電系研究所・設計を経て、同社でSwedenの家電大手とのアライアンス、中国やタイなどでのオフショア製造による白物家電の商品企画を実施。村田製作所にて、北米向け技術営業、Motorolaの全世界通信デバイス技術営業を実施、その後、同社の通信分野のコーポレートマーケティングにて全社戦略に携わる。スマートフォン広告のNobot社に参画、同社Marketing Directorとして主に海外展開、イベント、マーケティングを指揮、KDDIグループによるバイアウト後には、M&Aの調整を行い、海外戦略部部長としてKDDIグループ子会社の海外展開計画を策定、2012年3月末にて退社。現在は01Boosterにて事業創造アクセラレータを運用すると共にアジアにおけるグローバルインキュベーションプラットフォーム構築を目指す。

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