01Blog / 今まで歴史上一度も無かった世界での事業創造「アンラーンせよ」

投稿者:Goda George
2016/03/13 00:00

歴史から学べることも多くあります。大きな変化の流れは繰り返すでしょう。しかしながら、幾つかの点で今までに無い世界で我々は事業創造をしていく必要があります。私が思うのは事業創造というものは自分の中の常識との永い闘いであると思うのです。ソロスの言う再帰性理論を思い出してみましょう。

1. 世界の大きな流れ

某優良国際企業は「Unlearn(忘れろ)」を推奨しているとのこと。世界の経済の状況は先進国が2000年頃までは伸びてましたが、その後に鈍化し、その結果、先進国の中央銀行が景気対策でお金を刷りまくるので、このお金が途上国に周り、バブルを引き起こし、中国を中心として世界の成長エンジンになりました。一方、最近はこの中国の経済が停滞し、インドやアフリカが牽引するまでには至らないという状況にあります。

当然ながら中国は依然として経済的に強いですが(これは歴史上、そもそもインドと中国のGDPが寡占)今までとは全く違う世界が来ます。

2. 世界全体として伸びない

という世界です。アフリカやインドもありますので、伸びるは伸びるのでしょうが、中国ほどの破壊力のある存在が当面無い世界です。欧州がゼロ金利政策を進めております。ジム・ロジャーズもこのような流れに警告を発しています。リーマン・ショックを超える波が来ると。いずれにしろ、市場にお金が有りすぎれば実体経済とどんどん外れますので「世界全体として伸びない」という今までにない世界が来るかも知れません。

3. 今までに無い高齢化

これほどの高齢化社会は今までの歴史上ありません。既に日本の起業人口の60%が40歳以上です。

まとめ

簡単に言えば我々は今までの歴史上一度も無かった世界に生きているということです。なので、今までの常識は過去の話。今こそ・・

Unlearn / アンラーン(忘れること)

が必要なのです。

The best way to predict the future is to invent it / 未来を予測する最良の方法はそれを発明してしまうことだ by アラン・ケイ

Original
投稿者
Goda George
共同代表 取締役:01Booster Inc.

MBA、理工学修士。東芝の重電系研究所・設計を経て、同社でSwedenの家電大手とのアライアンス、中国やタイなどでのオフショア製造による白物家電の商品企画を実施。村田製作所にて、北米向け技術営業、Motorolaの全世界通信デバイス技術営業を実施、その後、同社の通信分野のコーポレートマーケティングにて全社戦略に携わる。スマートフォン広告のNobot社に参画、同社Marketing Directorとして主に海外展開、イベント、マーケティングを指揮、KDDIグループによるバイアウト後には、M&Aの調整を行い、海外戦略部部長としてKDDIグループ子会社の海外展開計画を策定、2012年3月末にて退社。現在は01Boosterにて事業創造アクセラレータを運用すると共にアジアにおけるグローバルインキュベーションプラットフォーム構築を目指す。

Goda George の新着記事