01Blog / 自分の話ばかりをするのを避けるためには

投稿者:Goda George
2016/05/24 00:00

The most important thing in communication is to hear what isn’t being said. コミュニケーションで最も大切な事は言われなかった事を聞くことである by ドラッガー

起業系の人は寡黙な人もいますが、よく話す人も多いです。これは特に起業家だけに関わらず、何故、自分の話ばかりする人が存在して、それはなんの目的なのか?を考えておくのも良さそうですので、ここにまとめておきます。幼い頃に認められなかったというものもありますが、起業系に行くと自分の存在がマイノリティで、かつ、未来がわからない状態になりますので、ちょっと違った意味で話を沢山される人も多いでしょう。

私もともすれば、自分の主張ばかりしそうですので、自戒も含めまして。。

そもそもどんな感じか

様々な起業家の方とお話しますが、いくつかのケースに分かれそうです。起業家の場合、話が長くても魅力的な話をされる方も多いので、必ずしも悪いわけではありません。問題はそこに聞き手である相手が存在するのか、しないのか?ですね。感情で流されているような場合は、相手が存在しない(黙って聞いてくれる相手を発明している)ケースも多そうです。

例えば・・

  • 自分の話しを相手への営業的にしているケース(相手にそう思い込ませたい、選挙演説のようなイメージ)
  • 相手の話して欲しいことを反応を見ながら話しているケース
  • 自分の頭の整理のために話している人
  • 相手不在で話している場合と、同意を求めたい(自分の考えを認めてほしい)ケース ・・・などなど


自信がない

この調査結果を見るにストレスホルモンを下げるために話をしているというのがあります。起業系でもそれが正しいかわからないので、話して安心するというものですね。これは実際によくあるのではないでしょうか。不安だということですね。確かに、起業家は不安を抱えますので、一つの理由でしょう。

起業系ではどうしても自分を認めてもらいづらいので話をしたがる傾向となってしまう場合もありそうです。

インプットが多い時

なんとなくあるなぁと思うのがインプットが非常に多い時ですね。相手との知見差が大きく、自分のその分野のインプットが非常に多い場合、ついつい多弁になってしまいます。これは私も、ビジネススクールに行った時に思いました。色々新しい知見が増えるので誰かに話したい、伝えたいと思ってしまうのです。ただ、アウトプットオンリー派のブログが面白かったのですが、インプットをしたい相手もたまにいます。色々聞かれるケース。一方、一般的には話をした方が、より、相手に親近感を持つというのであれば、相手が聞きたいことを少し少なめに話す方が良さそうです。なかなかできませんがー。

焦り

これもありそうですね。受注を取りたいとか、相手によく思われたいなど、実際の精神的壁を超える巡航スピードよりもスピードを上げてしまう場合ですね。これは良くありそうです。

面白いのは、自分がアウトプットできる場(ブログなど)を用意しておくっていいですね。確かに、セミナーやらブログやらをやりまくったり、書きまくったりすると「もー、何も話したくない、書きたくない、お腹いっぱい」にはなりそうです。セミナーは一応、ご要望に応じてやっているわけだし、ブログは、詰まらなければ読まれないので、まぁ、誹謗中傷しなければよいかと。

結局、起業家はどうすべきか

起業家の能力の一つが人を巻き込むということですね。でも、色々話したくもなります。話すことが必ずしも悪いか?と言われるとそうでもないでしょうね。ラポールの形成は良さそうです。

多分、相手を理解して、最も言ってほしい事を言う

というのが起業家としてのスキルでしょう。メンタリングではラポールは築けてもビジネスが成功しないのは問題ですので、ある程度、残酷になりながらも、相手を肯定するという話し方が必要ですね。あるいは、相手の口から言わせるというところですね。これは難しいですが。。相手に同意すれば好かれますが、結局、失敗するならば、嫌われずに残酷にという二面性を出さないとなりませんね。

多分、聞くというよりは、相手の事を本当に知ろうとすること

がきっと重要なんだろうと。で、本質的に、で、重要な事はなんなのかをお互いに共通理解することが必要なのかと。

いずれにしろ、相手が話して欲しいことを自分の(その時点で正しいと思えることを軸に)話し、聞くのではなく自分が相手を知ろうと努力することが重要なんであろうと思います。

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Goda George
共同代表 取締役:01Booster Inc.

MBA、理工学修士。東芝の重電系研究所・設計を経て、同社でSwedenの家電大手とのアライアンス、中国やタイなどでのオフショア製造による白物家電の商品企画を実施。村田製作所にて、北米向け技術営業、Motorolaの全世界通信デバイス技術営業を実施、その後、同社の通信分野のコーポレートマーケティングにて全社戦略に携わる。スマートフォン広告のNobot社に参画、同社Marketing Directorとして主に海外展開、イベント、マーケティングを指揮、KDDIグループによるバイアウト後には、M&Aの調整を行い、海外戦略部部長としてKDDIグループ子会社の海外展開計画を策定、2012年3月末にて退社。現在は01Boosterにて事業創造アクセラレータを運用すると共にアジアにおけるグローバルインキュベーションプラットフォーム構築を目指す。

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