01Blog / Why not? スケール型ベンチャー(スタートアップ)を最高に楽しもう!

投稿者:Goda George
2016/06/19 00:22

Do you want to spend the rest of your life selling sugared water, or do you want a chance to change the world? 残りの人生を砂糖水を売ることに捧げるのかい?それとも世界を変えるチャンスを欲しくないのか? by Jobs

人にも依るとは思いますが、起業した方がお得という話を前に書きました。ここではスケール型ベンチャー(スタートアップ)の利点を書いてみます。是非、多くの人びとが大きなビジネスを創る事に興味を持ち、新しい雇用を創出して欲しいと思います。

成長の痛みとは何か

私がスタートアップ業界に来たのは多分、たった一つの好奇心です。ビジネススクールの起業系のクラスで「成長の痛み」なるものがあると聞き、それは急成長すると起こるとのこと。言葉では分かりますが、一体どんなものだ?と思いました。

あの時、あのメンバーでなければできない

この言葉にも痺れました。切ない郷愁を誘う言葉です。さて、それを実際に思うのはそれから2年後になりましたかね。さて、実際に「あ?確かに成長の痛みってこれかー?」と最初にジョインしたスタートアップで味わえたのは本当にラッキーだったと思いますし、当時の仲間に深く感謝しています。

何よりもエキサイティング

一言でいえばこれです。

確かに会社の中でもスケールするようなビジネスをやることは可能です(実際やりましたし)。ただ、それは少なくとも1⇒10、富士山の5合目から登るようなものになります(給料・名刺・席・会議室などなど)。何も無いところから巨大なビジネスを急成長で創ることを超えるほどエキサイティングな事を私は知りません(人生経験が足りないだけかも知れませんが)。つまり、富士山を一から創るようなものです。しかもこれ以上無いようなスピードで。

スタートアップを味わうと会社員として行った全てが色あせて見えました。決して企業の方がサボっているとは思っていません。実際に個人としても会社で海外事業をやっている頃の方が、スタートアップよりも忙しいと感じた時期もありましたし。ただ、スタートアップの方がエキサイティングだったと私が感じるのです。

人生一度きりなら世界を変えるという選択肢を持っても良い

残念ながら新しく雇用を生んでいるのは殆どの場合、新興企業です。「Disrupt」という言葉が表す通り、スタートアップを行うということは少なくとも、仮に小さかったとしても世界を変える事になります。既存の概念を壊すことはラッキーなことに大手企業が最も苦手としている事です。

人生が一度っきりであれば、世界を変えるという選択肢を持っても良い

どこまで大きく考えられるか

すんごい自分で制限を創る人と会います。別にどのような人生であってもそれを否定するわけではありません。しかし、Equityを考えているような人にはそれでは物理的に困るし、どこまで大きく制限を取って考えられるかにその人の創る事業の大きさが決められてしまいます。何故なら、

起業家は自ら自分の未来を創る

からです。つまり、自分の今想定していることは確かに形は変えます。しかし、未来を創るのは自分たちであり、自分達が創ろうとしなければ決して人が創っても、大きくしてもくれないのです。

限界は常に自分自身が創っている

自分の価値観を常に壊す経験

スタートアップでは常に敵は今、そして過去の自分です。自分を常に再発明する。今、伸びているビジネスはもうイノベーションとしては終わっているのです。直ぐに次の道(イノベーション)を考えないとなりません。

そう、起業家は伸びている時にこそ不安を感じないとなりません

更に上を目指す。そのためには、自分の価値観そのもの、常識そのものを自分自身で壊していくしかないのです。

なんと!?そういうことだったのか!?というまさに目からウロコの体験こそ、スタートアップなのです。

滅茶苦茶な事を真剣に言える機会

実績が無いと、単なる狼の遠吠えにはなってしまうのですが、多少の実績が出てくれば(まぁ、実績が無くても言わないとならんのだが・・)ちょっと、マジでそんなことできるのかよ?という一見、滅茶苦茶な事を真剣に言えます。ロケットを創りたい。火星に人を住ませたい。兆円企業を創るなど、物理的に出来ないことを除けばかなり大きなことを真剣に(というより、本当にできると本人は思って)言うことができます。これは起業家の特権でしょう。会社という単位ではなかなかいえないことです。

周りの風景を楽しむ

起業はお得にも書きましたが、今まで相手にしてくれなかった人が相手にしてくれたり、など、色々な事が短期間で変わります。もちろん、自分自身は実はたいして変わっていないので、自分の立場に応じて対応を変えてくる人は問題ではあるので、勘違いと傲慢という名の客には常に気をつけないとなりませんが、努力はしているので、多少の虚栄心を満たしてもよいかも知れません(慎ましく)。

とにかくひたすら試せる

とにかく、ひたすらPDCAを回して成長機会を探すので、PDCAの手前で考えて止まっているようなことはしなくてよいです。お腹いっぱいと思うこともあるんですが、新しいことを含めて、色々なチャレンジを日々することができます。

スタートアップとは生きることそのものである

私はスタートアップとは生きるということ、そのものだと思います。急成長するわけですから、必死に出口を探します。成長すれば問題も起きます。それへの対処も必要です。伸びてくれば大手も参入してきます。いくらスタートアップが早いといえども、長年積み上げた実績と実力を持つ大手企業との戦いは熾烈です。バイアウトの道を選ぶ企業も多いでしょう。

さて、もちろん、スタートアップは人生の一つの選択肢にしか過ぎません。他の生き方が悪いわけでもなく、つまらないわけでもありません。ただ、その選択肢を持ち、そのチャンスがあれば果敢に挑戦する個人を応援します。

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Goda George
共同代表 取締役:01Booster Inc.

MBA、理工学修士。東芝の重電系研究所・設計を経て、同社でSwedenの家電大手とのアライアンス、中国やタイなどでのオフショア製造による白物家電の商品企画を実施。村田製作所にて、北米向け技術営業、Motorolaの全世界通信デバイス技術営業を実施、その後、同社の通信分野のコーポレートマーケティングにて全社戦略に携わる。スマートフォン広告のNobot社に参画、同社Marketing Directorとして主に海外展開、イベント、マーケティングを指揮、KDDIグループによるバイアウト後には、M&Aの調整を行い、海外戦略部部長としてKDDIグループ子会社の海外展開計画を策定、2012年3月末にて退社。現在は01Boosterにて事業創造アクセラレータを運用すると共にアジアにおけるグローバルインキュベーションプラットフォーム構築を目指す。

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