01Blog / スタートアップで学べることは計り知れない

投稿者:Goda George
2016/07/06 00:00

私が会社に入社した昔はだいぶ違った(当時はどんどん新しいことをやれ!という風潮がありました)のですが、最近では業務フローの決まっている「オペレーション型」の事業は問題無いですが、「イノベーション型」の事業に関しては企業内ではPDCA(行動を興す)を回す前の議論を続けているのが現状だと思います。しかし、スタートアップではPDCAしかしておりません。この差は正直圧倒的だと思えます。

経験を積みたい。学びたいという言葉はあまり好きではないのですが、ある程度実務の能力を付けたいと思ったらスタートアップ(急成長を目的とした組織)の破壊力はかなりのものだと思います。

本当にそんな未来は来るのだろうか

多くの企業の方とお話します。実際に活躍されている人もおります。100%は否定しません。実際に確かにそうだと思える場合もあるので。しかしながら・・・

  • 大きな会社でできることもある(→ 時間がかかるかも知れないがStartupで本当にできないか?)
  • まだやり残したことがある(→ 社内と社外のRetrun of Investment / Return of Time Investmentを比較して本当にそれは効率が良いと言えるのか)
  • 仲間に悪い(→ リストラの憂き目にあった時にも同じことを言うかどうか)

などを冷静に考えた時に、本当に正しいと言えるかどうかは本気で考えるべきだと思います。実際に活躍している人もいます。でも、難しいことは難しい場合もあります。確かにスタートアップ・起業の初度は辛いです。でも、数百倍でPDCAを回す経験で得られる破壊力も感じた上でその後の人生・キャリアを考えること、そして、小さくてもいいので、本質的な行動をすることは私は今の日本では必要だと思います。

渋沢栄一を考えてみよう

日本の資本主義の父と言われる渋沢栄一の事を考えてみましょう。現存する大企業の多くの設立に関わりその数500以上と言われております。正直、時代もあったし、それに凡人では難しい偉業だとは思います。でも、本当にそうでしょうか?

私のようなスーパー凡人のオッサンでも5-6年程度で10を超えるチームアップをしております。仮に人生の実働を50年としたら少なくとも100個ぐらいはできるわけです。もちろん、チョイ噛みもありでしょうから、500という数字は凄いですが、起業側に来ると宇宙の話ではありません。

PDCAしかしないということ

従業員4,300人以上を抱える20億ドルの企業が、ブルージーンズをはいた6人と競争できないとは信じがたい。by ジョブズ

というジョブズさんのQuoteを思い出します。確かに起業された人でもいつまでも事前調査をしていて行動しない人はいます。その理由は多分、怖いんだと思えます。よくあることなので、それは仕方がないとしましても、01Boosterのような小さい&亀のように遅いスタートアップでも、半年で・・・

  • 50個のプレスリリース
  • 日本初型のコーポレートアクセラレーターが5本
  • 大学・高校系講演4本
  • 銀行系との連携プログラム3本
  • 大型の新サービス2本
  • 地域プログラム10本以上
  • レポート2本 
  • 人員2倍、300%成長   などなど

という感じです。殆どが初物(かつそこそこ重たい自治体、企業や銀行との連携物も多い)ですので、それなりの仕込みもしてます。我々が凄いという事を言いたいのではなく、PDCAしかしていないということです。流石に一般企業ではこうも行かないでしょう。

この世にその会社しか無いのであれば

この世の中に自社しか無いのであれば確かに正しいです。「社内で気づかせたい」「上司に気づかせたい」など。しかし、世界は自由競争をしており、過去の先人が創った資産を消費しているだけなのか、それともそれを高められるのか冷静に判断して、自分の人生を生きることも良いのではないかと思います。

70:20:10の法則を思い出せば、実行が成長の鍵になります。その実行に特化しているスタートアップの魅力を是非、多くの人に感じて頂きたいし、実際に体感いただくと良いと思っております。是非、皆さんの次の世代のために。

My future starts when I wake up every morning. 私の未来は毎朝起きた時に始まる。 by マイルス・デイヴィス
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投稿者
Goda George
共同代表 取締役:01Booster Inc.

MBA、理工学修士。東芝の重電系研究所・設計を経て、同社でSwedenの家電大手とのアライアンス、中国やタイなどでのオフショア製造による白物家電の商品企画を実施。村田製作所にて、北米向け技術営業、Motorolaの全世界通信デバイス技術営業を実施、その後、同社の通信分野のコーポレートマーケティングにて全社戦略に携わる。スマートフォン広告のNobot社に参画、同社Marketing Directorとして主に海外展開、イベント、マーケティングを指揮、KDDIグループによるバイアウト後には、M&Aの調整を行い、海外戦略部部長としてKDDIグループ子会社の海外展開計画を策定、2012年3月末にて退社。現在は01Boosterにて事業創造アクセラレータを運用すると共にアジアにおけるグローバルインキュベーションプラットフォーム構築を目指す。

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