01Blog / スタートアップが新規事業の先生となる日

2016.07.04

私自身が大手企業からスタートアップに来ました。一つの結論として思うのは、

大手企業はスタートアップから学べることは計り知れない

ということです。スタートアップが大手企業側にももちろん学ぶことはありますが、それは個々の事象となり、全体として特にイノベーティブな事業を創る上ではスタートアップが圧倒する気がするのです。

何故なら、考え方が真逆

なのですから。残念なことにまだまだ日本では起業家の地位が低く、スタートアップから学ぼうとする姿勢を持つ企業が少ないのが実情です。

スタートアップから学べること

私がスタートアップから学べると思うことは新しい手法というものというよりは、本来事業を始めるためには当たり前だったことを振り返られるということも含まれていると思うことです。多くの長い歴史を持つ企業で操業の頃を語れる人はおりません。それは社史や本、漫画にはなっているかもしれませんが、当然ながら伝えられないものがあります。

  • 常識を疑う / 多くの新しい新しい事業は常識の否定から始まった
  • 権威を疑う / 多くの新しい事業はその時点ではマイノリティーであった
  • 常に学ぶ / スタートアップの成長の一つ一つが新しい世界であり、学びとなるものである

など、元々はどんなに大きな企業も最初はこんな事を大切にしていたのではないでしょうか。

世界を変えると本当に思って言えて、それを実行できること

これがスタートアップの凄さだと思います。世界を変えると言うことは簡単です。でも、それを本当に思うことは難しい。そして、それを誰でも無い、自分のために実行できること。

多くの人がスタートアップに向かって欲しいと切に願います。

逆説のスタートアップ思考

下記にそのスライドを貼っておきます。素晴らしい。の一言です。きっと、スタートアップの経験者の人たちは深くうなずいてくれると思います。

逆説のスタートアップ思考 from Takaaki Umada

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