「大企業のサラリーマンが安定?とんでもない。」と言った元大企業勤めの友人の話。というブログがあり、結構シェアされてました。
日本企業は様々な面でイノベーションのジレンマに陥っている部分があるので、高度成長期の1980年代の頃のようにはならないとは思います。この頃、USで日系企業と闘った人たち(70歳代)が・・・
あの頃、会ったサムライ達はどこに行ってしまったんだ
と嘆いているとも聞きます。市況も変わったので仕方がない部分もあると思います。起業しても必ずしも勝てるわけではないし、非常に大きな事業を創るのはプロ野球の選手的ではあるものの、チャレンジ自体はする人が増えたら良いとは思います。得られるものも多いでしょう。
選択肢が少ないこと
多分、これなのかな?と。選択肢が多いと、起業の最初の頃に陥る「カオス」となるので、なかなか大変なんですが、様々な面で選択肢が少ない所でしょうか。ある程度リクエストが効く部分もありますが、余りにも都合良くは行かないところでしょうか。
「会社に従う・信じる事」が必ずしも正しくない
これは難問ですが、リストラされたような人は「こんなことなら自由にやっておけばよかった」とか、色々ありますね。後は、決定権を持つ上司が必ずしも正しくはないことでしょうか(ベンチャーでもそうですけど、起業では従うのは自分なので「自己責任」とは割り切れる部分はありますね)。
評価がなんとも言えない
これは良い方、悪い方にもいえますよね。上司次第というところです。起業では市場の判断というところで駄目だったら単純に自分が悪いとは割り切れるところでしょうか。
収入は短期的には安定しているが自分では変えられない部分もある
インセンティブのすごく付いている会社もあるでしょうが。生涯年収は比較的分かりやすいですね。一方、起業では上振れも下振れもあります。後は、会社の業績が悪いと、どうしても下がってしまうという不可抗力があるところでしょうね。
固定観念と考え方のシフト
ここに固定観念の話が書いてあります。内容はともかく、「会社に勤めていないとならない」、「上司の言うことは聞かないとならない(とまで今は思っていないかも知れませんが)」など。会社は辞めてもいいわけですし、起業やら転職の選択肢もあるし、上記にあったように会社や上司の言うことが必ずしも正しくない。
もう一つが、考え方のシフトですかね。これは多かれ少なかれ、その会社の文化に影響を受けます。社長さんはその会社では偉いでしょうが、他の会社に行って見れば普通の方です。ここらへんが客観的に実は見れなくなっているのも大きいかも知れませんね。
会社員のメリットも沢山ありますが、逆はどうなのかに関して少しまとめてみました。