01Blog / 地域でのピッチの課題

投稿者:Goda George
2016/08/24 00:00

地域ベンチャーのピッチに関してはこちらに過去にまとめました。これは特に東京にも言えることですし、我々も気をつけないといけないポイントですがここに少しまとめておきます。特にイノベーティブな事業・大きな事業では関係者が今まで付き合いのある人と異なる可能性が高いですので。

なぜその地域なのか

理想をいえばそのビジネスを行う上での世界の最適地で事業を立ち上げるということになると思います。では都心が有利であるか?というとそうでもありません。農業系は地域の方が多いでしょうし、人口密度に応じて事業モデルも変わります。敢えて都心を避けて地域を取っていく戦略もあります。いずれにしろ「なぜその地域なのか」という視点はあると良いかと思います。

身振り

特に地域に限るわけではありませんが、プレゼンでは一般的に「見た目」が重要ですので、プレゼンの時の身振り手振り、目線は重要ですね。聴衆の目を見回して話しかけるようにすると良いですね。

何故あたなができるのか

これは先の「なぜその地域なのか」にも近いですね。何故、そのビジネスをあなたができるか?ですね。確かにできそうだと思わせるのがいいですね。

長期的人間関係をベースとしたプレゼンの癖を考慮する

地域に関わらず、同じ会社でもそうですね。「前提がある程度共有されている」「人間関係を気にする傾向が強い」ところが特徴となると思います。そうすると、本来は前提を共有しない相手には100を言わないとわからないが、60ぐらいしか話していないケースですね。

話し手の話(ストーリー)には基本的に聴衆は興味が無い

上記の地域の癖になると思いますが、基本的に聴衆はあなたの話に基本的に興味が無いと思います。長期的な人間関係だと気を使って聞いてくれるかも知れませんが。そうなると、何か「ワクワク」するようなもので(市場が大きそうとか・儲かりそうとか)ある必要があります。

もう一点、全体的に市場の話が長いと思います。相手は「ニーズがあり、市場が大きく、こんなサービス(製品)を、我々はできる」と聞きたい。市場や背景は「場合によりますが」10-20%もあれば十分、魅力的な市場だと伝わればOKです。自分たちのサービスと何故勝てるのかですね。もう一つ加えるとすると「どうやってサービスを広げるか」でしょうか(具体的に)。

ピッチの目的は何か

時間は大切な投資資源です。これは話し手にとっても聞き手にとっても。このため、話し手は何を求めるピッチなのかを明確に意識する必要があります。知名度、認知度UP、仲間が欲しい、客先はいないか、投資を受けたいなどなど。

やりたいことをやると失敗する可能性もある

できれば、自分のやりたいことも重要ですが、市場が望んでいるものがいいですね。CtoC、BtoCはとても分かりやすいのですが、なかなか勝ちづらいのも事実です。BtoBを含め、勝てそうなもの(CtoCやBtoCが悪いわけではりませんが、B2B2CやB2C2Cなど様々なマネタイズ手段を考慮する)を考える必要があります。

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Goda George
共同代表 取締役:01Booster Inc.

MBA、理工学修士。東芝の重電系研究所・設計を経て、同社でSwedenの家電大手とのアライアンス、中国やタイなどでのオフショア製造による白物家電の商品企画を実施。村田製作所にて、北米向け技術営業、Motorolaの全世界通信デバイス技術営業を実施、その後、同社の通信分野のコーポレートマーケティングにて全社戦略に携わる。スマートフォン広告のNobot社に参画、同社Marketing Directorとして主に海外展開、イベント、マーケティングを指揮、KDDIグループによるバイアウト後には、M&Aの調整を行い、海外戦略部部長としてKDDIグループ子会社の海外展開計画を策定、2012年3月末にて退社。現在は01Boosterにて事業創造アクセラレータを運用すると共にアジアにおけるグローバルインキュベーションプラットフォーム構築を目指す。

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