01Blog / オッサンたちが夢をみれないんのであれば子どもたちも夢を持てない

投稿者:Goda George
2016/09/09 00:00

私はオッサンです。夢にもプライベートのもの、後は、仕事やビジネス、その中間ぐらいで様々な形があるでしょう。最近の若者は夢がないといわれています。では、我々が若かったころ夢があったか?と言われると正直思い出せません。私、個人でいえばそもそもの夢は「研究者」や「科学者」になることでした。その才能は無かったようですが、一貫して、就職するまでこれは途中、少し変わったけどあまり変わりませんでした。

本当に夢を持てていないのか

本当は経年変化を見ないとなりませんが、ここでは国際比較です。内閣府の出しているデータがあります。内容を見てもらえばわかりますが、まとめると・・

  • 自己肯定感が薄い
  • 職場・将来への期待や満足度は低い
  • 家庭内の環境はそんなに悪く無い
  • 何か役に立ちたいとは漠然とかも知れないが思っている

という感じですね。

途上国と昔を思い出して

ミャンマーやIndonesia、上海、マレーシアを思い出します。ミャンマーはちょうど軍政が空けて、これから良くなると思っていた(不安もあるようだったが)、Indonesiaは土地が当面上がるので、未来を信じていた、上海では肩を落として歩いている人は少ない、マレーシアでは経済が発展しており、皆さん元気だった。

我々の昔はどうだったか。自分の事しか分かりませんが、当時は「起業」なんて単語も知っていたかも不明。理系の大学院を出て典型的な推薦入社という感じで、私以降の人は色々苦労された(ちなみに、一個下の同じ研究室の後輩2名が電力会社に行きましたが。。)とは思います。しかし、当時はそこまで壮大では無かったけど、夢はあった気がします。夢というか目標でしょうか。より、大きな事業をやりたいとか、出世をしたいとか、そんな感じでしょうか。務めた会社にもよるんでしょうが、大手では同じ会社に勤め続ける事になんの疑いもありませんでした。それもその後、数年後に訪れるバブル崩壊の余波で大きく揺らぐとを夢にも思っていませんでしたね。

覇権国から長い間経ったイギリスはどうなのか

若者に関してはUKのEU離脱は辛い選択だったようです。世代間の問題は大きいですね。

大人は夢をみれているのか

先日、某ビジネススクールの有志の人たち(全員そこその大手の会社員)とディスカッションしました。結論を先にいえば、先行き・子どもたちの未来に不安はあります。一方、明確な夢はそこまでありません。つまり、会社という枠に制限がかけられてしまっていると思います。

何かを決めるのは市場や社会ではなく上司・会社であると思い込んでいる

と感じました。何か、問題を感じるのであればその問題に対して、ダイレクトに「行動する」という事が欠けている気がしてなりません。皆さん、真面目で優秀な方々です。でも、我々が夢をみれないのであれば、子どもたちの未来を憂いても何か変わるのでしょうか?「夢を語れない大人が、夢が持てない子どもを増やしている!

学生との会話から

最近は様々な学生と会話します。どちらかというと、起業分野にいるので意識の高い人が多くなるでしょう。なので、100%日本の状況を表しているわけではないと思います。夢を持っている人は居なくはない。

  • 夢は叶わないと思っている
  • 社会貢献に考え方が寄り過ぎている
  • 多様性を求める(多分、正しいのでしょう、様々な生き方、イノベーターマイノリティへの理解ですね)
  • 行動が圧倒的に足りない(大人もですが)

こんなことを感じました。分かりやすい大人のペルソナもおりませんし、会社の中で閉塞感のある人は社外活動を色々やって、それが目標になったりしております。確かに若者から見れば意識が高いかも知れませんが・・・ダイレクトに市場や社会と闘っているかというと、、そういう人って少ない気がします。

オッサンたちが夢をみれないのであれば、子どもたちも夢をみれない

若者が入社後辞める人が多いようですが、その最大の理由はキャリア成長が望めないということですね。個人的には真っ当だと思います。石の上にも3年という考えも確かにあるんですが、今は、過去と違ってそうも言っていられない状況だと思います。我々の頃には会社内でキャリアパスが見えた気がするし、目標になるような「大人」もいました。しかし、先にお話をした子どもの未来に不安を持ち、夢を見れていない大人が多い中で、若者に根性がないと言ってもなかなか厳しい気がします。

少なくとも我々オッサンたちが夢をみれないのであれば、若者も子どもも夢をみれません。そのためには、上司や会社や自分のやりたいこと、考えている事を決めている状態から抜け出す必要があります。何をやるにも許可は必要でしょう。それはそうだと思います。しかし、それに縛られてはいないでしょうか。選択肢はあります。是非、我々大人が言い訳ではなく、リアルに課題に向き合い、夢や目標を追っていく必要があります「自分の人生に起業という選択肢を持とう!」。私が見るに余りにも回り道(というより、違い方向への回避)が多くみえるのです。回り道は良いと思います。それが目標に直接影響を及ぼすのであれば。

どのような形でも正しい野心を持って自分の持つ課題に対して直線的に行動しましょう。仮にそれがイバラの道でも。

タグ
Original
投稿者
Goda George
共同代表 取締役:01Booster Inc.

MBA、理工学修士。東芝の重電系研究所・設計を経て、同社でSwedenの家電大手とのアライアンス、中国やタイなどでのオフショア製造による白物家電の商品企画を実施。村田製作所にて、北米向け技術営業、Motorolaの全世界通信デバイス技術営業を実施、その後、同社の通信分野のコーポレートマーケティングにて全社戦略に携わる。スマートフォン広告のNobot社に参画、同社Marketing Directorとして主に海外展開、イベント、マーケティングを指揮、KDDIグループによるバイアウト後には、M&Aの調整を行い、海外戦略部部長としてKDDIグループ子会社の海外展開計画を策定、2012年3月末にて退社。現在は01Boosterにて事業創造アクセラレータを運用すると共にアジアにおけるグローバルインキュベーションプラットフォーム構築を目指す。

Goda George の新着記事