01Blog / 真の英雄たちへ「スタートアップは成長するために存在する」

投稿者:Goda George
2016/09/16 00:00

我々はシェアオフィス(コワーキング)も運用しております。また、近々、急成長スタートアップが01Boosterを卒業します。このような事は今までも何回かありました。少し物悲しいのも正直なところですが、嬉しくもあります。

弱々しかった頃

最初の頃のスタートアップは1人だけだったり、なかなかうまく行かない中でとても弱々しいです。自信も無いだろうし、収入も細いかもしれない。かっこいい話では無いが、飯も何か即席のものだったり、結婚している人はお菓子の詰め合わせだったり、お弁当だったり、カップラーメンだったりします。

皆、面も弱々しいですね。様々な実行を繰り返し、ちょっとうまく行ったと思ったら失敗し、また迷走、その繰り返しの中にいます。どこか不安げだし、どこか存在がフワッとしています。笑顔も弱い。

心から笑ったところを見たことがない時期です。

兆しの頃

なんというか、これから就職して上京します。なんというか、田舎で色々やっていたのか、どこかでなんかやっていた人が、いきなり髪を切って、パリッとしたスーツを着て、就職が決まりました!という感じでしょうか。ゼロがイチになりかけた頃に見せる表情です。まだ、何かに勝っているわけでもないですが、心が決まったとでもいいましょうか。吹っ切れたとでもいいましょうか。

成長の兆しが見える頃

少し売上が立ってくるとか、ゼロがイチになったかなった後は、なんというか、今まで不透明だった体の輪郭がはっきり見えてくる感じです。話はオペレーションの構築などとても具体的になります。そして、何よりも人数が増えだします。様々な人が来て挨拶に来ます。「今度、一緒にやることになった何々さんです」というような感じです。

様々な荷物が届き始めます。元々届いてはいるんですが、頻繁になります。

「え?もうそんなに売上行ってるの?」

という状態になります。「いえいえ、まだ、数万円で・・」という状況から「月にいくら」、億も見えてくる。いや、それ以上が。一兆・二兆とまではいかないが、確実な息吹を感じる頃です。

人数が4名を超えて、そしてその時が来る

人数がおおよそ4名を超えるとコワーキング部分では不十分になります。外部とのコミュニケーションから社内でのコミュニケーションに主軸が移ります。オフィスの移動を考える時期です。どこに移動するか?どんな感じで。様々な備品も必要になるでしょう。

想い出の中にいる永遠のスタートアップ

スタートアップは急成長を目的とした組織です。しかし、誰でも出だしはあります。あの頃、弱々しいながらも様々な試行錯誤を繰り返していた頃があります。私は良く急成長するスタートアップに写真を撮っておく事をお勧めしています。いつかそれを後続の人たちに語る日が来るからです。

どのようなものにも終わりはあります。しかし、どんなにそのスタートアップが成長しても、想い出の中にその頃の彼らは永遠に生き続けるでしょう。喧嘩もしたでしょうし。それはともかく、皆で未来を創り上げていく過程をご一緒できたことをとても嬉しく思います。

そして、我々01Boosterも今を生きるスタートアップとして彼らを時に追い越し、時に追い越され、自分たちも同じトラックに居るプレーヤーであり続けたいと思います。

多くの夢をありがとうございます。自分たちでゼロをイチにする起業家そしてスタートアップにこそが真の英雄です。今後のご発展を心からお祈りします。

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投稿者
Goda George
共同代表 取締役:01Booster Inc.

MBA、理工学修士。東芝の重電系研究所・設計を経て、同社でSwedenの家電大手とのアライアンス、中国やタイなどでのオフショア製造による白物家電の商品企画を実施。村田製作所にて、北米向け技術営業、Motorolaの全世界通信デバイス技術営業を実施、その後、同社の通信分野のコーポレートマーケティングにて全社戦略に携わる。スマートフォン広告のNobot社に参画、同社Marketing Directorとして主に海外展開、イベント、マーケティングを指揮、KDDIグループによるバイアウト後には、M&Aの調整を行い、海外戦略部部長としてKDDIグループ子会社の海外展開計画を策定、2012年3月末にて退社。現在は01Boosterにて事業創造アクセラレータを運用すると共にアジアにおけるグローバルインキュベーションプラットフォーム構築を目指す。

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