01Blog / 会社にはエグジットオプションがある!「出世」ってなんなんだろう?

投稿者:Goda George
2016/11/01 00:00

最近、出世の話を久しぶりに聞きました。自分も16年間は会社に居たので出世を目指していた?かは分かりません(思い出せない部分も大きくなってきている)が、昇格したら嬉しいは嬉しいのでそういう世界に居たと思っています。

起業における出世とは何か

起業に関しては出世というオプションは無く(経営者のお家騒動などはあるかも知れませんが)、トップを張るか、それとも、COO的な立場になるか?ですね。CEOの方が全体に得なところもありますが(株を多く持っていれば)、これは不安定な中で意思決定もしますので、まぁ、それも仕方がないでしょう。リスクとリターンの関係です。ポジションは確かに対外的にも気分的にもあったほうがベターではありますし、それを欲しがる人もいるでしょう。しかし、既に出来上がった会社の中でいう出世とはだいぶ趣が違います。上方向ではなく、横方向でのパイの奪い合いみたいなもんですね。

起業においてはゼロをイチからそれ以上に成長させる過程で存在した「創業チーム」が偉いと見なされますので、仕方がないですが、それとそれ以外という考え方になりますかね。これはあとでその会社で社長になることとは本質的に異なります。

創業者なのか、そうではないのかは大きな差があります。

もっといえば、出世というものは起業した人にとってはあまり関係の無いことです(追い出されることはあったとしても!)。

会社における出世とは何か

これは会社の「社内で人に認められる」ということですね。となると、起業の創業は市場が認めるということなので、この点で本質的に異なりそうです。少なくとも凄い起業家が会社の中で出世できるか?というと多分、破壊型なので難しいでしょうね。

会社における出世と起業の成功とは根本的に異なる

会社にはエグジットオプションがあるということ

この考え方は面白かったです。「会社を"見限っている"人のほうが出世する」という記事があって確かにそうだなぁと思います。この記事では会社をファシズムに例えておりますが、国のファシズムと異なるのは辞めるというオプションがあることです。起業の場合は廃業というポジションもとれますし、成功すれば売却になりますが、これも大きく異なりそうですね。

転職においても「転職市場」で認められる必要があるので、一般的には狂っている必要のある起業家は転職ではどんなものか?多分、ある程度の実績のある人は事業部長とか子会社の社長とかそんなのでしょうかね。

その会社での出世を捨ててみてはどうか

ある程度理解力のある上司や経営陣がいる場合は良いでしょうが、これは会社に限らず正しいことをやろうとすると波紋を呼ぶと思います。

ある会社で上司から「新規事業の活動に立候補するのであれば出世は諦めろ」と言われた人がいた

きっと成功すれば出世(しかも多分大胆にする場合もあり得る)するのでしょうが、このような状況も実際にあるのです。だとしたら出世ってなんなんだろう?と思ってしまいます。「出世街道を外れ、資産1兆円を築いた三木谷浩史(楽天創業者)の経歴書」という記事もあります。もちろん、これは非常に限られた人に訪れた現象に過ぎませんが。会社で問題になるのはテールリスク(滅多に起きないが起きたら大変なリスク)に弱いということですね。

リストラ経験の有無は大きい

最近思うのはリストラに晒された(経験した)人とそうでない人の差は大きいということです。別に解雇とまでは行かないまでも子会社への異動だったり、部門が無くなって実際に解雇に近い形になったりなどです。このような人は・・

会社は営利団体であり、利益が出ているからこそ雇用は守られている。また、(善処はしてくれるかも知れないが)決して守ってはくれない

ということを実感していると思います。いずれにしろ1社での経験と職歴ではテールリスクには耐えられないですね。

単独の出世狙いはキケン!? オプションを持つ

これはなんでも良いんだと思います。かなり上まで上り詰めた人が干されている例は本当に良く聞きます。その人が有能であれば、きっと国家レベルでみれば本来は損害ですよね。オプションを持ってはどうかと思えます。

大きな会社の方が大きな事ができる(って本当?)

このような意見を聞きますが本当かな~?と思います。原子力発電所は流石にベンチャーで創るのは難しそうですが、ロケットぐらいまではベンチャーでも創ってますので、かなり大きなこともできる時代になってきているのではないでしょうか。

今一度、出世ってなんなんだろう?ということと、オプション(転職・起業・留学・その他)を持つことの意味を考えてみても良い時代になってきたと思えます。

順風満帆に行っている人はそのままでいいでしょうが、そうではない場合は、今の会社での出世を捨ててみてはいかがでしょうか?それだけでも人生は広がる気がしています。

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Goda George
共同代表 取締役:01Booster Inc.

MBA、理工学修士。東芝の重電系研究所・設計を経て、同社でSwedenの家電大手とのアライアンス、中国やタイなどでのオフショア製造による白物家電の商品企画を実施。村田製作所にて、北米向け技術営業、Motorolaの全世界通信デバイス技術営業を実施、その後、同社の通信分野のコーポレートマーケティングにて全社戦略に携わる。スマートフォン広告のNobot社に参画、同社Marketing Directorとして主に海外展開、イベント、マーケティングを指揮、KDDIグループによるバイアウト後には、M&Aの調整を行い、海外戦略部部長としてKDDIグループ子会社の海外展開計画を策定、2012年3月末にて退社。現在は01Boosterにて事業創造アクセラレータを運用すると共にアジアにおけるグローバルインキュベーションプラットフォーム構築を目指す。

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