「石の上にも三年」「継続は力なり」というのは本当に有名な言葉です。確かにそうだという部分とこの言葉により問題が生じていないかという二点があります。
勝てる起業家はあっという間に方向転換する
これは本当に重要な要素でね。朝令暮改という言葉があります。簡単に言えば朝出した命令が夜には変わっているというものですね。「朝令暮改は悪いコト!? 朝令暮改がもたらす7つのメリット」というブログは面白いです。
PDCAが早いことの現れであり、「変化」は情報ですので、情報の発生・コミュニケーションに良い影響を及ぼす可能性があり、個々の人々の会社への関わり方が分かるというものですね。なかなか面白いです。
一緒にやっている人はたまったもんじゃないが
え?せっかく準備して調整したのに止めるの?人間関係が・・という話は良くありますね。問題はこれは創業側に回るとそんなもんとなりますが、創業者を経験しないと「なんだよー」になりますね。
意見がコロコロ変わる?まぁそんなもん
と思えます。問題は手段レイヤーは朝令暮改ですが、世界観レイヤーはそこまで変わらないかと思います。世界観レイヤーがコロコロ変わると、これは起業家としてどうなの?という話になると思います。
なぜ、この朝令暮改が発生するか
とにかく、起業家はどうやったら勝てるか?を常に考えているわけです。ちょっとした思いつきもありますし、熟考したものもあります。ちょっと試したいものはささっとやってしまいたい。ある程度会社が軌道に載ってきて、成長期に入ると起業家系の社長が今ひとつ困った存在になる話がありますが、起業家はアイデアがあり、どんどん試したいわけですが、過去と違ってパワー(権力とでもいいましょうか、要は多くの人が過去よりも動く)が付いているので、同じようにはライトには行かないというものですね。
成熟期になると、また、この起業家のアイデアが生きてきたりもするんですが。。
要は、創業系は考えている思考の深さが違う(必ずしもだから正しいというわけではなく)ということですね。勝つために必要なことと(合理性)、一回言ったことを曲げるという感情論の闘いですが、特に創業に近い頃は合理性で行くべきでしょうね。
いっそのこと朝令暮改を推奨する方が良いかも
朝令暮改はPDCAの速さとも類似すると。世界観などの上位レイヤーがブレるのは少し問題ですが、手段などの下位レイヤーはどんどん変わる方が良いかもしれませんね。一方で、一つの施策に結果を出すのも重要。結局、勝てるチームは行動力と俊敏性にあるのかもしれませんね。