01Blog / 不平を言うのであれば起業に向かってみよう!

投稿者:Goda George
2016/11/06 00:00
不平を起こすぐらいなら、サラリーマンたる己れを廃業して独立するがよい。独立してやれば、成敗いずれにせよ、何事も自分の力量一杯であるから、不平も起こらぬだろう。けれども、この独立ができないならば、不平は言わないことだ by 高橋是清

不平・愚痴は確かに会社に入ると出てしまう

ベンチャー企業が素晴らしいとも思いませんし、ベンチャー企業といえども20名ぐらいを超えれば社内システムもそこそこ出来上がってきてある程度大きな会社とそこまで変わらなくなりますね。私自身もベンチャー企業のときには不平というか、いわば愚痴ではなく「悩み」という感じでしょうか。こうしないと受注が取れないとか、組織が上手く回らないとか、まぁ、真剣に考えて議論するわけです。

一方、買収後に大きな会社に入ったときにはいわゆる「不平・愚痴」というものが出てきました。

そもそも「愚痴」とは何か?ですが、結構手厳しいことが由来で、「愚か」とか「無知」という感じで「言っても仕方がないこと」という類ですね。もちろん、ガス抜きも必要ですので、時にはそんな愚痴を言うことも必要でしょう。「不平」とは不満な様というところです。

起業では不満は無いが不安はあるとしても・・

いわば、起業すると「不満」というものはなくなる気はしますが、不安はつきまといますね。多分、会社の中での「不平・不満・愚痴」の類は、既に出来上がったもの、あるいは人が決めたことの中で自分ではなんともできないことに関してのものではないでしょうか。例えば、抑制された政治状況の中やら、悪い独裁者の下であればなんともならないものもあるでしょうね。

但し、会社にはエグジットオプションがあります。簡単に言えば辞めてもいいわけですね。もちろん、辞めたら・転職したら大バンザイなんて事は無いとしても。

いっその事、起業すれば確かに諦めは付く

最初の高橋是清さん(日銀総裁や大蔵大臣を歴任)の言葉は、自身の波乱万丈の経験にも基づき(様々な事業で失敗・全てを何回か失う)真理をついていると思います。

昔は愚痴・不平を言うのであれば転職したらどうだ?という気持ちもありました。たまに、どうしても酷い上司に当たって精神を病んでしまうようなこともあるので、もちろん、中庸(なんでも我慢するというのが正解ではない)ではありますが、ある程度恵まれた状況で不平・不満・愚痴を言ってしまっているケースもあるでしょう。

確かに起業すれば諦めは付きます。うまくいかないのは自分のせいですし、そもそも、キャッシュがなくなるので、不平を言っても必ず何も解決しないです。失敗したら、もう一回、どこかで会社員になるもよし、あるいはなんとか糸口を探すもよし、不平というものはなくなります。失敗して、会社に戻ったような人も結構サバサバしてますね。吹っ切れた感じです。

腹は立つこともあっても起業では

起業では良いことばかりではないので腹が立つこともあれば、悔しい思いもしますが「不平・愚痴」とは違うのは、いわゆる批判するのではなく、代替案を考える事に似ているでしょうか。

いや、本当に周りは助けてくれないので・・

特に世間が冷たいとか、助けてくれないというのとはちょっと違うのです。良い人もいますし、分かってくれる人もいます。要は対話しているのが「市場」なのか「社内」なのかの違いです。起業で愚痴を言っていたら単純に失敗まっしぐらなだけですね。

ただ、一つ言えるのは、ぐるぐると回る、不安やカオスの中で答えを見つけて彷徨う経験は少なくとも会社の中で不平や不満、愚痴を言うことよりもオプションが圧倒的に多いので(大失敗から兆円企業創造までのバリエーションがある)とてもダイナミックです。

どのような生き方が良いかは人それぞれですし、会社でもダイナミックな経験はきっとできます。しかし、自分が小さな不平・不満・愚痴の世界に閉じこもっていて立ち止まっており、それをとても変えられないのであれば単純に時間が勿体無いと思うのです。

大切な時間を自分のために使えていますか?仮にスタックしているのであれば、ダイナミックな起業の世界に出てきてはいかがでしょうか。

時間よりも金銭を人は大切にするが、金銭で時間を買うことはできない / ことわざ
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Goda George
共同代表 取締役:01Booster Inc.

MBA、理工学修士。東芝の重電系研究所・設計を経て、同社でSwedenの家電大手とのアライアンス、中国やタイなどでのオフショア製造による白物家電の商品企画を実施。村田製作所にて、北米向け技術営業、Motorolaの全世界通信デバイス技術営業を実施、その後、同社の通信分野のコーポレートマーケティングにて全社戦略に携わる。スマートフォン広告のNobot社に参画、同社Marketing Directorとして主に海外展開、イベント、マーケティングを指揮、KDDIグループによるバイアウト後には、M&Aの調整を行い、海外戦略部部長としてKDDIグループ子会社の海外展開計画を策定、2012年3月末にて退社。現在は01Boosterにて事業創造アクセラレータを運用すると共にアジアにおけるグローバルインキュベーションプラットフォーム構築を目指す。

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