01Blog / 誰のどのニーズに応えるのか?というシンプルな質問

投稿者:Goda George
2017/04/05 00:00

様々なスタートアップの事業モデルを聞いて思うのは、

  • 誰の?
  • どのニーズに?
  • 何を提供するのか?

という非常にシンプルな質問に応えられないケースが多いです。簡単に言えば「てんこ盛り」というものですね。あれもできる、これもできる、という感じです。大きな会社であればそれも素晴らしいと思います。しかし、スタートアップは限られた資源なので、集中は必要。

また、少なくとも「誰の?」が変わっただけで製品やサービスも大きな影響を受けますので、ある「誰か」のニーズを満たしたものは、別の「誰か」のニーズは満たさないケースが多いでしょう。そうなると、連続性がない、その延長線上にそのような未来があるのか?と思えることが多いです。

イメージとして、水平方向に色々展開しているのですが、結局、ある一部の「誰の・どのニーズ・何の提供物」で結果がでない(成功でも失敗でも)内に、横にどんどん提供物が広がるケースです。

水平方向に進むが、垂直方向に一向に進まない

経営は捨てるもの。と言いますが、一度に多くのニーズに手を出しすぎな気もします。結局、スタートアップといえどもゼロからイチの部分は「イノベーション」かも知れませんが、その後は滲み出しの「オペレーション」である気がします。

未来をどのように予想するかは自由ですが、まずは、目の前の一個の結果を出すことに集中し、その後はフレキシブルに運用する(不思議の勝ちを大切にする)のもありかとは思います。まずは一つ、下記を考えてはどうでしょうか?

この製品・サービスは「誰の(個人名でも良い)」「どのニーズ(具体的に)」「何を提供しているのか」を「明確に」「明確に」もう一回、しつこく、「明確に」する。
Original
投稿者
Goda George
共同代表 取締役:01Booster Inc.

MBA、理工学修士。東芝の重電系研究所・設計を経て、同社でSwedenの家電大手とのアライアンス、中国やタイなどでのオフショア製造による白物家電の商品企画を実施。村田製作所にて、北米向け技術営業、Motorolaの全世界通信デバイス技術営業を実施、その後、同社の通信分野のコーポレートマーケティングにて全社戦略に携わる。スマートフォン広告のNobot社に参画、同社Marketing Directorとして主に海外展開、イベント、マーケティングを指揮、KDDIグループによるバイアウト後には、M&Aの調整を行い、海外戦略部部長としてKDDIグループ子会社の海外展開計画を策定、2012年3月末にて退社。現在は01Boosterにて事業創造アクセラレータを運用すると共にアジアにおけるグローバルインキュベーションプラットフォーム構築を目指す。

Goda George の新着記事