中国のパワーが凄く、USのベンチャー投資7兆、中国の投資4兆という中ではアジア最大というハードルは高いですが、まずはそこを目指すステップをどう取るか?だと思います。
01Boosterは2017年3月1日より第6期目に入りました。
2016年度「第5期」を振り返る
「一言で言えば亀のように遅い」が2016年度「第5期」の反省です。まだまだですが、達成できた事は、
というところでしょうか。日本国内における素地固めが主なテーマであったと思います。
2017年度「第6期」のVISION
「日本を事業創造できる国にして世界を変える」を体現するのが今期のテーマになるでしょう。そして、
事業創造ファースト
です。その行動は事業創造につながるのか?です。少なくとも長期的には。
下記にその施策を記載します。
広域なエコシステム・コミュニティの構築
日本にはエコシステム・コミュニティの重要性への理解がそこまで強くありません。しかし、事業創造の成果を支配するのは個別のVBやテクノロジではなく、エコシステムやコミュニティであると思えます。この事業創造エコシステム・コミュニティを広域に創っていくのが大きなテーマです。
雇用流動性への布石
現在、主軸で運営しているアクセラレーターの応募者の半数程度がいわゆる大手企業出身者という事実を元に考えると、多くの国で見られるように企業内よりもスピードの早い世界でイノベーションを興したいというニーズが非常に高まっていることを如実に感じます。つまり、大きな組織から小さな組織(VBや中小企業)への擬似的でも雇用の流動性を図る施策が大きくなるでしょう。
技術部門への布石
テクノロジーが全てではありませんが、重要な要素です。テクノロジー分野の事業創造へ力を注ぎます。この関係で昨年度進めた行政関係との連携の強化と大学との連携を進めます。この分野は日本の特徴としてビジネスの部分が弱いのが課題ですので、人材の部分も視野に入れます。
海外への布石
海外のエコシステムとの連携を進めます。去年度にアタリを付けましたが、今年は本格的な連携を進めます。In / Out双方向を実施できるようにしていきます。「連携」を柱にします。
アクセラレーターの進化
人・モノ・お金の部分の機能を強化し、VB・企業側双方の「事業創造ファースト」を達成すべく、事業創造支援能力を強化します。事業創造につながるという点で日本国内では唯一を目指します。また、国際化や連携を進めます。
目指すのは子供たちが夢を見れる世界
我々が目指すのは子供たちが夢を見れる世界です。そのためには「事業創造ファースト」の思想と「国際的コミュニティ」が必要です。自分たちだけに都合の良い未来は来ないので、より、世界に貢献することで子供たちが夢を見れる世界を創っていきます。
日本を事業創造できる国にして世界を変える