今回は、2017年3月15日に01Boosterにて行われたパネルディスカッションイベント「集まれ!「スタートアップ系」女子 新規事業・起業 成功の秘訣を考えよう」についてレポート致します。
今回のイベントはタイトルの通り、女性の目線に立ったテーマということで女性の参加者が多く集まりました。
「今日はどんなきっかけでお越しになりましたか?」と言う問いかけには「すぐ起業を考えてるわけでは無いんですが、面白いテーマだなというのと、ここに集まる人はどんな人たちなのかな?と興味を持って来ました」と答えてくださる方や「自身がベンチャー企業に居るんですけど、転職したばかりでベンチャー界隈に詳しくなくて。女子向けとうたっていたので初心者でも大丈夫かなと思って来ました」という方も。
実際、この日は「01Boosterの事を知らないが参加した」という方が全体の8割以上!今回のテーマに関する皆さんの関心の高さが伺えました。
まず初めに、01Booster河西による、ゼロワン概要・事業内容説明。
その後、01Booster松本から「世界のベンチャー企業 事業創造の現場の今」と題し世界のスタートアップの現状を具体的事例で紹介しました。
次に01Booster合田が「ベンチャー企業の成長の秘密」と題し、スタートアップ系の書籍の紹介等も織り交ぜながら講演しました。
<合田>
大手企業の新規事業とスタートアップの事業創造は、やること考え方全て真逆です。日本では、ベンチャー支援やベンチャーキャピタルをやってる人でスタートアップ経験者がほぼゼロなんですよ。マイノリティなことが問題。だから日本では大きい事業が生まれてないんです。私自身が大手企業を辞めて、ベンチャーで最初に感じたことは、とにかく「スピード」が全然違います。大手企業で半年間でやることをベンチャーではだいたい一週間くらいでやりますね。
<合田>
イノベーションは言語化が難しいので、多様なフェーストゥフェースのコミュニティのミートアップからしか生まれません。一つの会社、一つのコミュニティでイノベーションを生むことは難しい。女性起業家の比率は日本も別に低くはないですが、問題は「スケールモード」をやってる女性起業家が少ないことです。スケールモードというのは、例えばスタバを作るのと個人喫茶店を作る違いのようなものですが、事業創造が遅れている地域というのは個人事業主で終わっているケースが多いです。
そもそも、男性起業家、女性起業家って言うのが面白い話ではなくて、起業って言うのは「チーム」でやるものだから「男女の組み合わせ」が一番スケールしますね。
●ベンチャー企業はなぜ成長するのか?
●ベンチャー企業の経営者はなぜあんなに頭が切れるの?
ゼロワンでは様々なイベントを企画しております。
<今後のイベントスケジュール>
Day1:2017年3月30日(木)19:00 Day2:2017年4月20日(木)19:00
2017年4月12日(水)19:00
2017年4月19日(水)19:30