内省・セルフアウェアネス能力を高めよう

2018.08.08

多分、起業の失敗の大きな原因の一つが自分のこと、起こった事象を正確に理解できないことにあると思います。とても重要な要素です。

他責にする限りは物事は改善しない

自分の失敗を他責にする人はなかなかうまくいかないと思います。起業家でうまくいきそうな方は「素直」であり「謙虚」であることが多いです。性格が大人しいということではなく、自分が知らないことを知っており、誰からも学ぼうとする態度です。「成功が才能や努力よりも運で決まるとしたら?」で書いたとおり、成功が自助努力ではなく、運で決まるとすると、他責で何が悪いのか?と思う人もいるかも知れませんが、そうではなくて、運は人が運ぶものであり、人を責める人と、自分のことを客観的に評価し、学ぼうとする人とどちらを人は助ける(運を渡す)と思うでしょうか。

セルフアウェアネスと内省(Reflection)

少し前の記事ですが「人生の問題を解決する鍵「セルフ・アウェアネス」の実践方法」があります。有名はファスト&スローの著者の話などが出てきますが、とにかく、自分のことを知ることはとても難しいを超えて・・

自分のことを正確に知ることは不可能

・・であるということです。私は「だから駄目だ」といいたいのではなく、正確に知れない、必ず、自分の都合で解釈するとしたらどう対策できるか?と言いたいところです。

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良いメンターがいることは良いですね。世界は相対的ですから、どのような性格もあくまで、誰と比べてか?ですね。自己中心的だとしても、それは誰と比べてか?であり、もしかしたら、比較対象で全然違うかも知れません。

リーダーにとって自己認識はMBAより役に立つことがある」←こちらも参考になります。

私個人もひたすら自己認知に弱い、思い込みの激しい人間ですが、常に自分に言い聞かせているのは・・

自分は常に間違っているかも知れない

・・ということです。特に自分が認知していない指摘を受けると、人はムッとしてしまいますし、もちろん、私もします。しかし、待てよ?と考えてみると新しい考え方も得られるものです。

内省しなければ、同じことの繰り返しでしょう。人生を改善していくためには、自らの進歩が必要なのではないでしょうか。by ソクラテス

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