Doingの重要さ「カラスの撃退の貼り紙から」

2018.08.21

少し前になりますが「警告文でカラス撃退、なぜできる?」が話題になりました。簡単にいえば、カラス侵入による設備破損で困った東大の研究室が「カラス侵入禁止」の貼り紙をアドバイスを受けて貼ったら、実際にカラスが来なくなったというものです。

カラスが言葉を読めたのか?ではなく、その貼り紙を見た人の視線を意識して来なくなったというものです(参考)。

仮にそれが許される範囲であればやってみる

これは多分、誰もが反対する施策でしょう。なので、それをやると決断した佐藤教授は偉いと思います。これは我々に大切なことを教えてくれます。

そんなはずはない!?と思いつつも、やってみないとわからないということ(結果は予測不能)
それが致命的なほどリソースのかかるものではなければ、行動してみた方が早いこと

結果の予測はかなり難しい

多分、この結果(人の視線を嫌う)を予測するのはかなり困難でしょう。人の視線を嫌うというのは単独で思いつきそうですが、それと貼り紙を組み合わせる(人の視線の注目を変わった方法で創る)のを両方思いつくのはかなり不可能に近いです。

我々はたった1週間後の気象さえ正確に予測できないのです

いえいえ、気象庁の方はきっと素晴らしい尽力の上、相当の精度を出してますが、それでも正確には予測できない(現象の因果関係ががとても複雑)という点に注目すべきです。ある領域を超えると、結果を予測するのは神のレベルです。

Doingの重要さ

我々の教訓はDoingです。Doing(行動)が重要。Doingしないと結果がわからないのです。そして次に重要なのがその解釈です。ここまではっきりカラスが字を読めるのか?まさか?と、疑問は持つものは良いかも知れません。しかし、行動の結果、起こった現象が自分の認知の範囲であれば、人は「自分にとって」わかりやすい解釈をします。我々に必要なのは・・

行動x結果の客観的な解釈(←相当客観的に考えても間違っていると思ったほうが良い)

となると思います。まずは、もっともっと行動しましょう。

事業創造に対して熱い想いを持たれている方、この界隈に携わったことがある方もない方も、ご興味のある方はぜひ一度遊びにきてください。特にゼロワンブースターもテクノロジーシフトのため、エンジニアを募集しております。

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