01Blog / 経産省の資料「不安な個人、立ちすくむ国家」から

2017.05.20

経産省から出ている「不安な個人、立ちすくむ国家」の資料がなかなか良かったので、是非、ご覧になってください。他のブログを書く筆を休めて内容をみてみます。

私自身「事業創造」という軸ではあるんですが、海外も含めて種々多様な人と会います。世界にはもっと沢山人とあっている人も居るでしょうが、上場会社の社長から学生、地域、海外の人たち「軸」は同じながら、実に様々です。先日、全米で起業でランキング1位のバブソンの先生が来社されてお話した時に

日本に来ると会社員が暗い。生き生きとしていて皆さんはいいですね。

と言われました。もちろん、リップサービスもあるでしょうが、あながち間違いでも無いように思います。人にもよりますが、ある程度似通った課題認識を皆持っており、日系企業と話すと、

状況も課題も程度の差はあれ、非常に似通っている

ということを感じます。スタートアップや中堅企業の一部は異なりますが、およそ、先進的と言われている企業から老舗まで非常に似ています。正直、誤差の範囲ではないかと。さて、話は長くなりましたが、最初の資料「不安な個人、立ちすくむ国家」に戻ります。

「液状化する社会と不安な個人」これはなかなかの名言ですね。「変化は皆認識しているが日本の社会システムが変われない」

「日本の若者は貢献意識が高いが、社会を変えられると思えていない」なんとまぁ。

「過去の仕組みに引きずられた既得権や固定観念が改革を阻んでいる」これはまた。。

「誰もが本質的な課題から逃げているのではないか。」むむむ。。確かに。

一つ、思うのは、様々な誤解はあると思います。私自身も日々発見ですし。ただ、一つ思うのは、課題は認識しているかも知れないが、その本質的な課題に対して向き合う人がほとんど居ないのも事実だとは思えます。

2度目の見逃し三振はもう許されない。

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