Knowing Doing Beingの三要素

2018.08.25

ハーバードの大改革から

少し古い記事ですが「創立100周年と金融危機が転換点!“フィールド”開始の裏にハーバード大改革」があります。簡単にいえば、リーマンショックを境に教育改革をしたのですが、そもそも、ハーバードの卒業生がこのリーマンショックの中枢にいたということですね。そこで・・

そもそも、自分たちは正しい教育をしていたのか?

という根本的な概念を考えたのです。前提そのものを考えることはとても良いことですね。そこで導き出されたのが「Kowing」「Doing」「Being」です。「知識」「実践」「生き方」というところでしょうか。

我々はどうなのか?

知識は今となっては検索エンジンに勝てない部分もありますので、Doingの部分はとても重要です。後は、Being、つまり、価値観ですね。世界をより良くしたいのか?ですね。Doingはともかく、Beingを考える習慣は我々に無いわけではないですが、必須という考え方までは無さそうですね。

2020年に向けて

ミュンヘンビジネススクールの記事にもこの3要素の重要性が記載されております。2020年に必要となる力は不明確な環境の中で複雑な問題を解く能力であり、意思決定、創造性、感情、認知のフレキシビリティなどの必要性も上がっており、このような環境ではこの3要素が重要だということです。不明確な状況ではDoingが重要であり、(正解かどうかよりも)決断するためには価値観(Being)が重要だということです。

われわれは、この3要素を考えて生きているか?ですね。

特に3つ目のBeing(Who am I)はとても、日本では分かり難い(考えることが変に思えたり、恥ずかしかったり)すると思いますが、とても重要な要素であることは間違いないでしょう。

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